DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第12話(最終回) 「星の箱舟」 感想
ゲート内で何がおこっているのか?
黒は銀を見つけることはできるのか?
紫苑を見つけた蘇芳は・・・?
DARKER THAN BLACK 流星の双子 公式サイト
黒は銀を見つけることはできるのか?
紫苑を見つけた蘇芳は・・・?
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黒<ヘイ>「銀<イン>……もう終わりにしよう」
ついに最終回を迎えた、DARKER THAN BLACK。
その結末は……。
紫苑と再会した蘇芳。
しかし紫苑は衰弱し車椅子から落ち倒れていた。
紫苑「相応の対価を支払っただけさ」
紫苑「それより頼みがある」
紫苑「僕を連れ出してくれないか」
紫苑「月が見たいんだ……」
対価を支払っただけ?今度は何をコピーしたんだ?
その様子を観測霊が監視していたし……。
全ては手の平の上、というやつ何でしょうか。
一方、銀<イン> は鼻歌を歌いながら契約者達の魂を収集中。
こちらも気になりますね。
ようやく水族館に辿り着いた未咲、ジュライ、猫<マオ>の三人。
しかし既に二人はいなくなっていて……。
オレイユ「そう、イザナミに会いに行った」
二人を監視していた観測霊は双子の物だったんですね。
オレイユ「会わなきゃ成せない事もある」
やはりマダム・オレイユは、最初から全てを知っていてイザナミとイザナギを
会わせようとしていたんですね。
敵じゃなくて味方だった?
葉月と死闘中の黒<ヘイ>。
葉月「対価だ」
対価として必要だとはいえ耀子の仇と信じている黒<ヘイ>にキスしてますよ!
しっかり殴っていましたが(笑)
すかさず能力で作り出した短刀で止めを刺すかに見えましたが、寸前で停止。
何故?
黒<ヘイ>が耀子を殺したと思い込んでいましたが、疑念を抱いているのか?
黒<ヘイ>「俺が……イザナミを殺す」
そこに現れたのは、ゴルゴ小林。
小林「そこまでだ葉月。耀子を殺したのは、その男ではない」
耀子の死体をMEに掛けた結果、殺したのは鎮目弦馬だという事が判明!
やっぱり鎮目が犯人でしたか。
それだと遺体があんな風にボロボロだったのも納得できますね。
しかし今回は役立ったけど、プライベートも何もあったもんじゃないな。
鎮目は三号機関を裏切ってCIAに付き、パンドラを始めとして国内の主だった
組織はCIAの管理下になってしまったという。
裏切りという行為は別として、鎮目はやっぱ優秀だったんだなぁ。
でも何が理由で裏切ったんでしょうね。
ひょっとして最初からCIAの一員でスパイとして三号機関に入っていた?
地下へ抜け出したマダム・オレイユご一行。
猫<マオ>はいつの間にか未咲の頭の上に(笑)
気付かなかったのかよ!
ジュライは蘇芳に会いに行ったと。
本当に行動的になったなぁ。
黒<ヘイ>と小林が向かった先には眠り続ける銀<イン>の姿が!
小林「抜け殻だ」
小林「中身は既に覚醒しゲートの中心核に向かった」
小林「そこに居るのはただの抜け殻だ」
小林「遅かったんだよ。我々も……そしてお前も」
小林もどこまで知ってるんだ。全てを知っていた?
三号機関の情報収集能力も凄いな。
マダム・オレイユが向かったのは、パブリチェンコのスーパーコンピューターが
置いてある隠れ家。
そこにあったのは紫苑の姿をし溶液の中で眠り続ける物達。
オレイユ「ドールネットワークにより観測された全世界の記録」
オレイユ「MEネットワークにより集められた全人類の記憶」
オレイユ「そのすべてがここにある」
世界の情報が集められたのがこの場所!
紫苑の姿をした肉体は情報の保管庫という事か!
オレイユ「なりふり構っていられなかったの」
オレイユ「紫苑君の計画に夢を掛けた瞬間からね」
紫苑と博士をロシアから連れ出したのもマダム・オレイユ達だったんだ。
オレイユ「あれは月ではない」
オレイユ「あれは人類の生きた証」
オレイユ「紫苑君の能力を使ってコピーした、もう一つの……」
えー、まさか地球をコピーしたの!?
そんな物までコピー出来るのか!
もしコピー出来たとしても対価を支払う事が出来るの?
サブタイの「星の箱舟」ってこの事だったのか。
どうりでサブタイが明かされていなかった訳だ。
一方の蘇芳と紫苑。
水族館の記憶は蘇芳にとって、ああなりたいという夢であり紫苑も同じ気持ちだと
思っていたけれど、それを否定する紫苑。
紫苑「あれは人間らしい想い出を想像して入れただけの事さ」
紫苑「社会生活を送る上で、そんな思い出の一つも無ければ不自然だろう」
紫苑「あれは僕の夢じゃない」
紫苑「僕にとって蘇芳は……」
蘇芳が倒れている契約者の死体に気を取られた隙に姿を消した紫苑。
慌てて紫苑を探す蘇芳は、ジュライの観測霊を見つける。
観測霊を使って指示を出すジュライの前に姿を現したのはマジシャン・オーガスト7!
生きていましたよ、さすがマジシャン!
ジュライ「あなたとは行かない」
ジュライ「僕、蘇芳と居るのが好きなんだ」
このジュライの主張には、オーガスト7も驚いた様子。
オーガスト7「進化するドール……か」
オーガスト7「いいだろう。好きにするがいい」
そう言って文字通り姿を消すオーガスト7。
さすがマジシャン!退場の仕方もらしいですね。
蘇芳と再会したジュライ。
蘇芳に抱きつく姿にホロリときましたよ。
その頃、ついに遭遇した葉月と鎮目。
鎮目「正直になれよ」
鎮目「オメエはそういう女だよ」
鎮目「俺と一緒で変態なんだよ」
自覚はあったのか!
紫苑を見つけた蘇芳とジュライ。
その姿は頬がこけ、目は窪んで、すっかりやつれた姿に。
紫苑「取引……終了だ」
紫苑「プレゼントだ」
紫苑「僕の作った世界を……見て……きてよ」
紫苑「パパとママによろしく……お姉……ちゃん」
紫苑退場!そして彼の魂もまた、銀<イン>の下に。
蘇芳「紫苑に何をしたの?何をした!」
銀<イン>「望みを叶えた」
そしてジュライもまた……。
うわぁ、これはショックだ。
情け容赦ねえな、さすがDTB。
怒りのあまり、能力で銃を取り出した蘇芳。
この場面で、あの銃を取り出す映像はいらなかったよ。
かなり浮いてる。
瞬時に召喚でもよかったのに。
蘇芳「僕たちは約束したんだ!お互いの事にケリをつけるって!」
銀<イン>を撃とうとした蘇芳ですが、銀<イン>の力で流星核が割られて……。
オレイユ「私達の計画には一つだけ問題があった」
オレイユ「人間をコピーし、MEを使って記憶を植えつけたとしても
それを長く定着させる事が出来なかった」
オレイユ「流星核を使うまでは」
猫<マオ>「つまり、ここへ来るまでの蘇芳の旅そのものが、記憶の定着を
見極めるための実験だったという訳か」
流星核を失い記憶を失っていく蘇芳。
思い出が次々と白くなっていくのが切なくて、辛くて……。
蘇芳「やだよ……消さないで……僕の記憶なんだ……」
蘇芳「消すなぁぁぁぁ」
最後の力を振り絞り銀<イン>を撃とうとした蘇芳を止めたのは黒<ヘイ>。
黒<ヘイ>「次に行く場所で、お前にこれは必要ない」
背後から蘇芳を抱き締める黒<ヘイ>。
蘇芳「次は……どこに行くの?」
蘇芳「僕達……ずっと一緒だよね」
蘇芳「また……旅を続けるんだよね」
黒<ヘイ>「ああ、そうだ」
蘇芳「嘘だ」
黒<ヘイ>「嘘じゃない」
黒<ヘイ>「俺はいつでもお前の側に居る」
蘇芳「黒<ヘイ>……」
そして目を閉じる蘇芳。
ジュライと共に横たわる蘇芳。
そして黒<ヘイ>の肩に触れる銀<イン>。
銀<イン>「黒<ヘイ>」
空に浮かぶ銀<イン>とは別の銀<イン>の姿が!
銀<イン>「まだ……遅くない」
銀<イン>「あたしを……殺して」
イザナミでない銀<イン>としての本来の心もまだ残っていたんですね。
銀<イン>の言葉に笑みを浮かべる黒<ヘイ。
二人の下に駆けつけようとする未咲と猫<マオ>。
そしてBK201の星が強く光輝いて……。
黒<ヘイ>と銀<イン>の二人を見下ろす形で見ている未咲と猫<マオ>。
そして黒<ヘイ>の手が銀<イン>の胸に伸びて……。
白く染まる世界。
ここからは紫苑の作り出したもうひとつの世界の出来事。
蘇芳は家族とごく普通の日常生活を送っていた。
そこにはジュライの姿も。
家族に手を引かれ、笑顔を向けて手を振っていますよ!
蘇芳「何かが足りない」
蘇芳「そんな風に思うようになったのは、いつからだろう」
蘇芳「友達と居ても、家族と居ても、いつもどこかで何かが足りないと思っていた」
蘇芳「きっと人恋しいんだよ、僕って」
蘇芳「友達はいるけど、別に寂しい訳じゃない」
蘇芳「むしろ、いつも誰かに見守られているような、ホッとした気持ちになる」
蘇芳「会った事も、見た事も、想像することも出来ない誰かだけど」
蘇芳「僕はその人の事を、とてもよく知ってる気がするんだ」
蘇芳「そしていつかきっと……会える日が来る事を信じてる」
蘇芳「さよなら」
黒<ヘイ>の事は漠然と覚えているんですね。
オレイユ「ああ、どんどん遠ざかって行く」
オレイユ「紫苑君の望み通り、あの子はあそこに居るのね」
小林「終わったな。何もかも」
未咲「いえ。これからが始まりです」
小林「そうだ。その為に君には我々の下に来てもらったのだから」
小林がカッコイイぞ!
東京はアメリカを始めとするかつての先進国に制圧され組織は崩壊。
鎮目も葉月に倒されていました。
この戦いは見てみたかったなぁ。
アリエル「またゲートが開いたよ」
ベレニス「行ってみよう、行ってみよう」
ゲートの中で眠っていた銀<イン>によく似たドール。
目を覚ましたドールは、傍にいたジョン・スミスたちの魂を取り込んで……。
うわぁ、凄い意味深だなぁ、これ。
未咲「決して遠くない未来、起こりうる何かの為に、私達は同じ道を選択した」
未咲「皮肉にも人はそんな私たちを、『組織』と呼んだ」
未咲「そののち、彼の消息は聞かない」
未咲「それでも……私は彼が生きていると……信じている」
銀<イン>を抱きかかえ歩き続ける黒<ヘイ>。
彼の行く先は……。
エンドカードは主な登場キャラで、「さよならっ!」
個人的に今季一番期待していたアニメだった今作。
期待通り、いやそれ以上の出来でした。
濃縮されたストーリーは素晴らしい出来でした。
毎回続きが楽しみでした。
アクションも流石!でしたし。
ただ、出来るなら1クールでなく2クールで見たかったですね。
最後は詰め込み過ぎというか、え?という感じでしたから。
でもこれって続編が出そうな終わり方ですね。
期待して、いいのかな。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
ついに最終回を迎えた、DARKER THAN BLACK。
その結末は……。
紫苑と再会した蘇芳。
しかし紫苑は衰弱し車椅子から落ち倒れていた。
紫苑「相応の対価を支払っただけさ」
紫苑「それより頼みがある」
紫苑「僕を連れ出してくれないか」
紫苑「月が見たいんだ……」
対価を支払っただけ?今度は何をコピーしたんだ?
その様子を観測霊が監視していたし……。
全ては手の平の上、というやつ何でしょうか。
一方、銀<イン> は鼻歌を歌いながら契約者達の魂を収集中。
こちらも気になりますね。
ようやく水族館に辿り着いた未咲、ジュライ、猫<マオ>の三人。
しかし既に二人はいなくなっていて……。
オレイユ「そう、イザナミに会いに行った」
二人を監視していた観測霊は双子の物だったんですね。
オレイユ「会わなきゃ成せない事もある」
やはりマダム・オレイユは、最初から全てを知っていてイザナミとイザナギを
会わせようとしていたんですね。
敵じゃなくて味方だった?
葉月と死闘中の黒<ヘイ>。
葉月「対価だ」
対価として必要だとはいえ耀子の仇と信じている黒<ヘイ>にキスしてますよ!
しっかり殴っていましたが(笑)
すかさず能力で作り出した短刀で止めを刺すかに見えましたが、寸前で停止。
何故?
黒<ヘイ>が耀子を殺したと思い込んでいましたが、疑念を抱いているのか?
黒<ヘイ>「俺が……イザナミを殺す」
そこに現れたのは、
小林「そこまでだ葉月。耀子を殺したのは、その男ではない」
耀子の死体をMEに掛けた結果、殺したのは鎮目弦馬だという事が判明!
やっぱり鎮目が犯人でしたか。
それだと遺体があんな風にボロボロだったのも納得できますね。
しかし今回は役立ったけど、プライベートも何もあったもんじゃないな。
鎮目は三号機関を裏切ってCIAに付き、パンドラを始めとして国内の主だった
組織はCIAの管理下になってしまったという。
裏切りという行為は別として、鎮目はやっぱ優秀だったんだなぁ。
でも何が理由で裏切ったんでしょうね。
ひょっとして最初からCIAの一員でスパイとして三号機関に入っていた?
地下へ抜け出したマダム・オレイユご一行。
猫<マオ>はいつの間にか未咲の頭の上に(笑)
気付かなかったのかよ!
ジュライは蘇芳に会いに行ったと。
本当に行動的になったなぁ。
黒<ヘイ>と小林が向かった先には眠り続ける銀<イン>の姿が!
小林「抜け殻だ」
小林「中身は既に覚醒しゲートの中心核に向かった」
小林「そこに居るのはただの抜け殻だ」
小林「遅かったんだよ。我々も……そしてお前も」
小林もどこまで知ってるんだ。全てを知っていた?
三号機関の情報収集能力も凄いな。
マダム・オレイユが向かったのは、パブリチェンコのスーパーコンピューターが
置いてある隠れ家。
そこにあったのは紫苑の姿をし溶液の中で眠り続ける物達。
オレイユ「ドールネットワークにより観測された全世界の記録」
オレイユ「MEネットワークにより集められた全人類の記憶」
オレイユ「そのすべてがここにある」
世界の情報が集められたのがこの場所!
紫苑の姿をした肉体は情報の保管庫という事か!
オレイユ「なりふり構っていられなかったの」
オレイユ「紫苑君の計画に夢を掛けた瞬間からね」
紫苑と博士をロシアから連れ出したのもマダム・オレイユ達だったんだ。
オレイユ「あれは月ではない」
オレイユ「あれは人類の生きた証」
オレイユ「紫苑君の能力を使ってコピーした、もう一つの……」
えー、まさか地球をコピーしたの!?
そんな物までコピー出来るのか!
もしコピー出来たとしても対価を支払う事が出来るの?
サブタイの「星の箱舟」ってこの事だったのか。
どうりでサブタイが明かされていなかった訳だ。
一方の蘇芳と紫苑。
水族館の記憶は蘇芳にとって、ああなりたいという夢であり紫苑も同じ気持ちだと
思っていたけれど、それを否定する紫苑。
紫苑「あれは人間らしい想い出を想像して入れただけの事さ」
紫苑「社会生活を送る上で、そんな思い出の一つも無ければ不自然だろう」
紫苑「あれは僕の夢じゃない」
紫苑「僕にとって蘇芳は……」
蘇芳が倒れている契約者の死体に気を取られた隙に姿を消した紫苑。
慌てて紫苑を探す蘇芳は、ジュライの観測霊を見つける。
観測霊を使って指示を出すジュライの前に姿を現したのはマジシャン・オーガスト7!
生きていましたよ、さすがマジシャン!
ジュライ「あなたとは行かない」
ジュライ「僕、蘇芳と居るのが好きなんだ」
このジュライの主張には、オーガスト7も驚いた様子。
オーガスト7「進化するドール……か」
オーガスト7「いいだろう。好きにするがいい」
そう言って文字通り姿を消すオーガスト7。
さすがマジシャン!退場の仕方もらしいですね。
蘇芳と再会したジュライ。
蘇芳に抱きつく姿にホロリときましたよ。
その頃、ついに遭遇した葉月と鎮目。
鎮目「正直になれよ」
鎮目「オメエはそういう女だよ」
鎮目「俺と一緒で変態なんだよ」
自覚はあったのか!
紫苑を見つけた蘇芳とジュライ。
その姿は頬がこけ、目は窪んで、すっかりやつれた姿に。
紫苑「取引……終了だ」
紫苑「プレゼントだ」
紫苑「僕の作った世界を……見て……きてよ」
紫苑「パパとママによろしく……お姉……ちゃん」
紫苑退場!そして彼の魂もまた、銀<イン>の下に。
蘇芳「紫苑に何をしたの?何をした!」
銀<イン>「望みを叶えた」
そしてジュライもまた……。
うわぁ、これはショックだ。
情け容赦ねえな、さすがDTB。
怒りのあまり、能力で銃を取り出した蘇芳。
この場面で、あの銃を取り出す映像はいらなかったよ。
かなり浮いてる。
瞬時に召喚でもよかったのに。
蘇芳「僕たちは約束したんだ!お互いの事にケリをつけるって!」
銀<イン>を撃とうとした蘇芳ですが、銀<イン>の力で流星核が割られて……。
オレイユ「私達の計画には一つだけ問題があった」
オレイユ「人間をコピーし、MEを使って記憶を植えつけたとしても
それを長く定着させる事が出来なかった」
オレイユ「流星核を使うまでは」
猫<マオ>「つまり、ここへ来るまでの蘇芳の旅そのものが、記憶の定着を
見極めるための実験だったという訳か」
流星核を失い記憶を失っていく蘇芳。
思い出が次々と白くなっていくのが切なくて、辛くて……。
蘇芳「やだよ……消さないで……僕の記憶なんだ……」
蘇芳「消すなぁぁぁぁ」
最後の力を振り絞り銀<イン>を撃とうとした蘇芳を止めたのは黒<ヘイ>。
黒<ヘイ>「次に行く場所で、お前にこれは必要ない」
背後から蘇芳を抱き締める黒<ヘイ>。
蘇芳「次は……どこに行くの?」
蘇芳「僕達……ずっと一緒だよね」
蘇芳「また……旅を続けるんだよね」
黒<ヘイ>「ああ、そうだ」
蘇芳「嘘だ」
黒<ヘイ>「嘘じゃない」
黒<ヘイ>「俺はいつでもお前の側に居る」
蘇芳「黒<ヘイ>……」
そして目を閉じる蘇芳。
ジュライと共に横たわる蘇芳。
そして黒<ヘイ>の肩に触れる銀<イン>。
銀<イン>「黒<ヘイ>」
空に浮かぶ銀<イン>とは別の銀<イン>の姿が!
銀<イン>「まだ……遅くない」
銀<イン>「あたしを……殺して」
イザナミでない銀<イン>としての本来の心もまだ残っていたんですね。
銀<イン>の言葉に笑みを浮かべる黒<ヘイ。
二人の下に駆けつけようとする未咲と猫<マオ>。
そしてBK201の星が強く光輝いて……。
黒<ヘイ>と銀<イン>の二人を見下ろす形で見ている未咲と猫<マオ>。
そして黒<ヘイ>の手が銀<イン>の胸に伸びて……。
白く染まる世界。
ここからは紫苑の作り出したもうひとつの世界の出来事。
蘇芳は家族とごく普通の日常生活を送っていた。
そこにはジュライの姿も。
家族に手を引かれ、笑顔を向けて手を振っていますよ!
蘇芳「何かが足りない」
蘇芳「そんな風に思うようになったのは、いつからだろう」
蘇芳「友達と居ても、家族と居ても、いつもどこかで何かが足りないと思っていた」
蘇芳「きっと人恋しいんだよ、僕って」
蘇芳「友達はいるけど、別に寂しい訳じゃない」
蘇芳「むしろ、いつも誰かに見守られているような、ホッとした気持ちになる」
蘇芳「会った事も、見た事も、想像することも出来ない誰かだけど」
蘇芳「僕はその人の事を、とてもよく知ってる気がするんだ」
蘇芳「そしていつかきっと……会える日が来る事を信じてる」
蘇芳「さよなら」
黒<ヘイ>の事は漠然と覚えているんですね。
オレイユ「ああ、どんどん遠ざかって行く」
オレイユ「紫苑君の望み通り、あの子はあそこに居るのね」
小林「終わったな。何もかも」
未咲「いえ。これからが始まりです」
小林「そうだ。その為に君には我々の下に来てもらったのだから」
小林がカッコイイぞ!
東京はアメリカを始めとするかつての先進国に制圧され組織は崩壊。
鎮目も葉月に倒されていました。
この戦いは見てみたかったなぁ。
アリエル「またゲートが開いたよ」
ベレニス「行ってみよう、行ってみよう」
ゲートの中で眠っていた銀<イン>によく似たドール。
目を覚ましたドールは、傍にいたジョン・スミスたちの魂を取り込んで……。
うわぁ、凄い意味深だなぁ、これ。
未咲「決して遠くない未来、起こりうる何かの為に、私達は同じ道を選択した」
未咲「皮肉にも人はそんな私たちを、『組織』と呼んだ」
未咲「そののち、彼の消息は聞かない」
未咲「それでも……私は彼が生きていると……信じている」
銀<イン>を抱きかかえ歩き続ける黒<ヘイ>。
彼の行く先は……。
エンドカードは主な登場キャラで、「さよならっ!」
個人的に今季一番期待していたアニメだった今作。
期待通り、いやそれ以上の出来でした。
濃縮されたストーリーは素晴らしい出来でした。
毎回続きが楽しみでした。
アクションも流石!でしたし。
ただ、出来るなら1クールでなく2クールで見たかったですね。
最後は詰め込み過ぎというか、え?という感じでしたから。
でもこれって続編が出そうな終わり方ですね。
期待して、いいのかな。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
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