DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第10話 「偽りの街角に君の微笑みを…」 感想
蘇芳は、母の話から過去に隠された秘密を知る。
ショックを受けた蘇芳の小さな身体は震えた。
しかし、唯一の心の拠り所の黒は姿を消したまま…。
予言された未来が近づいていた。
DARKER THAN BLACK 流星の双子 公式サイト
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今週も見所満載ですよ!
麻子「私の蘇芳はもう死んでいる」
蘇芳「ママ」
麻子「呼ばないで!」
麻子「汚らわしい……狂ってる」
せっかく再会した母親から出たのは(蘇芳にとって)予想だにしなかった言葉。
母親「水族館?な、何の話?」
しかし母親は水族館での出来事を覚えていなかった。
たまらず車から飛び出す蘇芳。
追いかけるジュライとドアにぶつかり取り残される猫<マオ> (笑)
猫<マオ> は今回もまた癒し系という名のギャグ係ですか!
過去の幸せだった頃の記憶を頼りに水族館に向かう蘇芳。
しかしそんな蘇芳には既に観測霊による監視が!
ジュライ「内緒だよ」
アリエル&ベレニス「僕達の事は内緒だよ」
ドールシステムを使い、黒<ヘイ>の居場所を掴んでいた三号機関ですが、双子によるシステム干渉で
探索を妨害されてしまいます。
双子はこういった情報戦に長けている?
ジュライはドールシステムの事について知っていたんでしょうか。
そして双子がシステム妨害できる事も分かっていたっぽいですね。
黒<ヘイ>を探していた未咲は栄養ドリンクの空き瓶を捨てようとした所で、偶然にも
寄り添って眠っている蘇芳とジュライを発見!
なんというラッキー!ラッキーマンですか!
二人を車に乗せ移動する未咲。
未咲「少年のドールが一緒だとは聞いていたけど、君だったんだね。元気だった?」
ジュライ「普通」
未咲「そっか、普通が一番。BK201は一緒じゃないんだ」
蘇芳「あんな奴……すぐに殴るし、変な特訓させるし、ろくでなしの大酒のみだし……」
蘇芳「でも、お酒は止めてくれた」
蘇芳の黒<ヘイ>に対する複雑な感情が見て取れますね。
蘇芳「紫苑じゃないよ。それどころか……蘇芳ですらないかも知れない……」
未咲が買ってきてくれた肉まんを食べながら相談する蘇芳。
でかっ!
そして未咲は食べるの早っ。
一方、車に取り残されていた猫<マオ>は蘇芳の母親の自宅に。
猫<マオ>「どうしてこうなる……全く……」
猫<マオ>「お嬢ちゃんの母親か……、思ってたより若いな」
猫<マオ>「足首なんか、こう、キュっと絞まってて……、ん?この足首……」
おいおい、足首で思い出すってどんだけマニアックなんだよ(笑)
人間だった頃の猫<マオ>がきたー!
麻子は、この頃から姿が全然変わっていないな。
妊娠中だという事は13年ちょい前なのに。
麻子「もうすぐこの地で太陽を見上げる事はできなくなる」
そして猫<マオ>が日本を発った数日後に起こった東京での爆発……ヘルズゲートの出現。
麻子もかなり深部に関わっていたんですね。
麻子を訪ねて来た未咲を組織の人間だと勘違いする麻子ですが、未咲が組織を
追い詰めるために動いている人間だと知り、全てを話します。
猫<マオ>は組織に入った後、モスクワの大学でも麻子に会っていました。
猫に憑依し博士の研究室に侵入する猫<マオ>。
この時も足首で判断ですか(笑)
とんだ足首好きだよ。
トイレに連れて行ってもらう紫苑ですが、蘇芳は父親の為に折り紙を折る為、残ります。
そして起こった爆発!
紫苑「ママ、蘇芳が……」
麻子「あの爆発で、蘇芳は……蘇芳は死んだ……」
紫苑は爆発が起こる事が分かっていて、トイレを口実にその場を離れたっぽいですね。
この頃は契約者じゃ無かった筈なのに、まるで契約者みたいな冷めた瞳ですね。
この時、猫<マオ>の本体も巻き込まれて以後は猫の姿で過ごす事に。
その頃、黒<ヘイ>は耀子を拷問し銀<イン>の居場所を聞き出そうとしていました。
耀子「駄目!イザナミを……イザナギを会わせては!」
耀子「大きな……災厄。進化……未来の……記憶を持つ老婆」
耀子「彼女が……記憶していた……何通りもの……未来」
未来の記憶を持つ老婆とはアンバーの事でしょう。
何通りもの未来というのはアンバーが時間を巻き戻した事で生まれたパラレルワールドの事かな。
耀子「世界は……走り出している。三鷹文書に記された恐ろしい記憶に」
耀子「そして……そして」
耀子「葉月さんをお守りしなければ」
耀子「イザナミは……契約者を殺す……」
耀子「18号研究棟……止めないと……止めないと。葉月さんが……」
耀子が葉月にここまで拘る理由は?
何か重要な鍵になりそうですね。
葉月自身は、その事に気付いてなさそうですが。
黒<ヘイ>「俺が止める」
黒<ヘイ>のその言葉に安心したように眠りに付く耀子。
さすが黒<ヘイ>さんだ!カッコイイよ!
外に出た黒<ヘイ>を待ち構えていたのはマダム・オレイユ。
彼女からターニャを撃ったのは蘇芳でないことを聞かされた黒<ヘイ>。
オレイユ「三号機関は彼女をどう扱うつもりかしら」
これで黒<ヘイ>の行動は決まりましたね。
モスクワでの爆破事件で蘇芳を探していた麻子は、蘇芳の遺体をMEにかけようとしていた
パブリチェンコ博士の姿を発見。
パブリチェンコ「この子は永遠に私の物であり、お前の物だ」
このセリフだけを取ると、何としても蘇芳を生き返らせようとする歪んだ愛に思えなくも無いけど
実際はどうだったのか。
猫<マオ> がパブリチェンコ博士に襲い掛かった隙に蘇芳の遺体を奪った麻子は、
そのまま博士と別れて日本へ。
紫苑は自分の意志でその場に残る事に。
紫苑はこの頃から博士の協力者だったっぽいですね。
それどころか博士を操っていた?
麻子「まるで完全なコピー」
麻子「きっと紫苑の能力が……」
麻子「あの人が蘇芳を愚弄した」
麻子「狂ってる……。あの人の心の歪みが生み出したモンスター」
紫苑の能力は、やはりコピーを生み出す事だったんですね。
この時に蘇芳のコピーを作った事で、長い間代償を支払っていたと。
今のパブリチェンコ博士も紫苑の能力で生み出されたコピーなんでしょう。
いつから能力者だったんだろう。
ドアの外で話を聞いていた蘇芳はたまらず飛び出してしまいます。
蘇芳「なんていうかさ、思ってたよりショックじゃないんだ」
蘇芳「契約者だから?それとも……コピーだから?」
ショックが大きすぎて心が麻痺しているんでしょうね。
未咲「契約者とかコピーとか関係ないんじゃないかな」
未咲「泣きたくなったら泣けばいい」
大人だ!さすが未咲さん。
そしてここで黒<ヘイ>が登場!
ここぞという場面で登場するのは流石!
黒<ヘイ>「何故お前が三号機関に居る?」
未咲は耀子の居場所を聞きだそうとしますが、戦闘力の違いは圧倒的。
未咲、瞬殺です。倒れただけですけどね。
未咲を殺そうとした黒<ヘイ>を止める蘇芳。
蘇芳「捕まえようとした。けど、肉まんくれた!」
え~、ここで肉まんが飛び出しますか(笑)
その場を立ち去る3人+1匹。
未咲「李くん……」
せっかく再会したのに、またもや一瞬だけでしたね。
未咲にとっての黒<ヘイ> はあくまで李舜生なんですよね。
他の人にはBK201と彼の事を呼んでも、実際に会うとその名では呼ばない。
あくまで李舜生。
彼と再びゆっくり話せる時はくるのか。
その頃、耀子の元に駆けつけた葉月が見たのは、見るも無残な方法で殺害された耀子の姿。
別れのキスをする葉月。
黒<ヘイ> の仕業と考え、復讐を誓う葉月ですが、これは黒<ヘイ> の仕業じゃないですよね。
状況的に考えて、マダム・オレイユ一派の仕業なんでしょう。
あるいは鎮目の仕業かも。
彼も色々と怪しいですしね。
再び黒<ヘイ>と一緒に行動を取る蘇芳。
蘇芳「僕、敵を撃ったり出来ないよ。ちゃんとした契約者にはなれない」
蘇芳「だって、コピー……だもん」
黒<ヘイ>「俺はお前の事しか知らない」
黒<ヘイ>「コピーも何も、俺にとっての蘇芳はお前だ。蘇芳」
カッコイイ!いい男だなぁ、黒<ヘイ>は。
蘇芳「どうして涙が出るんだ」
蘇芳「あんたが信じてくれなかったとき、痛かったんだ」
蘇芳「あんたが僕を蘇芳って呼んだ時、嬉しくなって……」
蘇芳「でもそれが銀<イン>を助けるためだって知って、モヤモヤして……」
蘇芳「離れてたらさみしくなって」
蘇芳「どうしてこんな気持ちになるんだろう?猫<マオ>でもいい、教えてよ!」
猫<マオ>「どうしてって、そりゃ……」
理由は明白だけど、答えられないよね。
黒<ヘイ>「もう何も考えるな。今日はとりあえず寝ろ」
蘇芳「うん。ありがとう。黒<ヘイ>」
猫<マオ>「だが、不完全だからこそ蘇芳はお前に恋をした」
猫<マオ>「本音のところは、どうして戻ってきた?」
猫<マオ>「蘇芳に妹の姿を重ねたか?」
黒<ヘイ>「俺は、蘇芳に……俺自身を見ていたのかも知れない」
黒<ヘイ>「無知で揺らされ、不完全で揺らされ、だが、俺も蘇芳も……これ以上揺れている時間は無い」
蘇芳の水族館での記憶は、やはり紫苑と博士による偽りの記憶でした。
紫苑「あの子は痛みを知らなくちゃいけないんだ」
紫苑「蘇芳の痛みは何色だろう」
紫苑「弓張月のオレンジだ」
歪んだ愛とも残酷な仕業とも取れる紫苑と博士の行為。
そして目覚める銀<イン>。
しかしその顔は邪悪に歪んでいて……。
この分だと銀<イン>とは戦うことになりそうですね。
蘇芳の恋の行く先は……。
ここにきて、一段と目を離せなくなりましたね。
エンドカードは人間だった頃の猫<マオ>でした。
次回 第11話「水底は乾き、月は満ちる…」
麻子「私の蘇芳はもう死んでいる」
蘇芳「ママ」
麻子「呼ばないで!」
麻子「汚らわしい……狂ってる」
せっかく再会した母親から出たのは(蘇芳にとって)予想だにしなかった言葉。
母親「水族館?な、何の話?」
しかし母親は水族館での出来事を覚えていなかった。
たまらず車から飛び出す蘇芳。
追いかけるジュライとドアにぶつかり取り残される猫<マオ> (笑)
猫<マオ> は今回もまた癒し系という名のギャグ係ですか!
過去の幸せだった頃の記憶を頼りに水族館に向かう蘇芳。
しかしそんな蘇芳には既に観測霊による監視が!
ジュライ「内緒だよ」
アリエル&ベレニス「僕達の事は内緒だよ」
ドールシステムを使い、黒<ヘイ>の居場所を掴んでいた三号機関ですが、双子によるシステム干渉で
探索を妨害されてしまいます。
双子はこういった情報戦に長けている?
ジュライはドールシステムの事について知っていたんでしょうか。
そして双子がシステム妨害できる事も分かっていたっぽいですね。
黒<ヘイ>を探していた未咲は栄養ドリンクの空き瓶を捨てようとした所で、偶然にも
寄り添って眠っている蘇芳とジュライを発見!
なんというラッキー!ラッキーマンですか!
二人を車に乗せ移動する未咲。
未咲「少年のドールが一緒だとは聞いていたけど、君だったんだね。元気だった?」
ジュライ「普通」
未咲「そっか、普通が一番。BK201は一緒じゃないんだ」
蘇芳「あんな奴……すぐに殴るし、変な特訓させるし、ろくでなしの大酒のみだし……」
蘇芳「でも、お酒は止めてくれた」
蘇芳の黒<ヘイ>に対する複雑な感情が見て取れますね。
蘇芳「紫苑じゃないよ。それどころか……蘇芳ですらないかも知れない……」
未咲が買ってきてくれた肉まんを食べながら相談する蘇芳。
でかっ!
そして未咲は食べるの早っ。
一方、車に取り残されていた猫<マオ>は蘇芳の母親の自宅に。
猫<マオ>「どうしてこうなる……全く……」
猫<マオ>「お嬢ちゃんの母親か……、思ってたより若いな」
猫<マオ>「足首なんか、こう、キュっと絞まってて……、ん?この足首……」
おいおい、足首で思い出すってどんだけマニアックなんだよ(笑)
人間だった頃の猫<マオ>がきたー!
麻子は、この頃から姿が全然変わっていないな。
妊娠中だという事は13年ちょい前なのに。
麻子「もうすぐこの地で太陽を見上げる事はできなくなる」
そして猫<マオ>が日本を発った数日後に起こった東京での爆発……ヘルズゲートの出現。
麻子もかなり深部に関わっていたんですね。
麻子を訪ねて来た未咲を組織の人間だと勘違いする麻子ですが、未咲が組織を
追い詰めるために動いている人間だと知り、全てを話します。
猫<マオ>は組織に入った後、モスクワの大学でも麻子に会っていました。
猫に憑依し博士の研究室に侵入する猫<マオ>。
この時も足首で判断ですか(笑)
とんだ足首好きだよ。
トイレに連れて行ってもらう紫苑ですが、蘇芳は父親の為に折り紙を折る為、残ります。
そして起こった爆発!
紫苑「ママ、蘇芳が……」
麻子「あの爆発で、蘇芳は……蘇芳は死んだ……」
紫苑は爆発が起こる事が分かっていて、トイレを口実にその場を離れたっぽいですね。
この頃は契約者じゃ無かった筈なのに、まるで契約者みたいな冷めた瞳ですね。
この時、猫<マオ>の本体も巻き込まれて以後は猫の姿で過ごす事に。
その頃、黒<ヘイ>は耀子を拷問し銀<イン>の居場所を聞き出そうとしていました。
耀子「駄目!イザナミを……イザナギを会わせては!」
耀子「大きな……災厄。進化……未来の……記憶を持つ老婆」
耀子「彼女が……記憶していた……何通りもの……未来」
未来の記憶を持つ老婆とはアンバーの事でしょう。
何通りもの未来というのはアンバーが時間を巻き戻した事で生まれたパラレルワールドの事かな。
耀子「世界は……走り出している。三鷹文書に記された恐ろしい記憶に」
耀子「そして……そして」
耀子「葉月さんをお守りしなければ」
耀子「イザナミは……契約者を殺す……」
耀子「18号研究棟……止めないと……止めないと。葉月さんが……」
耀子が葉月にここまで拘る理由は?
何か重要な鍵になりそうですね。
葉月自身は、その事に気付いてなさそうですが。
黒<ヘイ>「俺が止める」
黒<ヘイ>のその言葉に安心したように眠りに付く耀子。
さすが黒<ヘイ>さんだ!カッコイイよ!
外に出た黒<ヘイ>を待ち構えていたのはマダム・オレイユ。
彼女からターニャを撃ったのは蘇芳でないことを聞かされた黒<ヘイ>。
オレイユ「三号機関は彼女をどう扱うつもりかしら」
これで黒<ヘイ>の行動は決まりましたね。
モスクワでの爆破事件で蘇芳を探していた麻子は、蘇芳の遺体をMEにかけようとしていた
パブリチェンコ博士の姿を発見。
パブリチェンコ「この子は永遠に私の物であり、お前の物だ」
このセリフだけを取ると、何としても蘇芳を生き返らせようとする歪んだ愛に思えなくも無いけど
実際はどうだったのか。
猫<マオ> がパブリチェンコ博士に襲い掛かった隙に蘇芳の遺体を奪った麻子は、
そのまま博士と別れて日本へ。
紫苑は自分の意志でその場に残る事に。
紫苑はこの頃から博士の協力者だったっぽいですね。
それどころか博士を操っていた?
麻子「まるで完全なコピー」
麻子「きっと紫苑の能力が……」
麻子「あの人が蘇芳を愚弄した」
麻子「狂ってる……。あの人の心の歪みが生み出したモンスター」
紫苑の能力は、やはりコピーを生み出す事だったんですね。
この時に蘇芳のコピーを作った事で、長い間代償を支払っていたと。
今のパブリチェンコ博士も紫苑の能力で生み出されたコピーなんでしょう。
いつから能力者だったんだろう。
ドアの外で話を聞いていた蘇芳はたまらず飛び出してしまいます。
蘇芳「なんていうかさ、思ってたよりショックじゃないんだ」
蘇芳「契約者だから?それとも……コピーだから?」
ショックが大きすぎて心が麻痺しているんでしょうね。
未咲「契約者とかコピーとか関係ないんじゃないかな」
未咲「泣きたくなったら泣けばいい」
大人だ!さすが未咲さん。
そしてここで黒<ヘイ>が登場!
ここぞという場面で登場するのは流石!
黒<ヘイ>「何故お前が三号機関に居る?」
未咲は耀子の居場所を聞きだそうとしますが、戦闘力の違いは圧倒的。
未咲、瞬殺です。倒れただけですけどね。
未咲を殺そうとした黒<ヘイ>を止める蘇芳。
蘇芳「捕まえようとした。けど、肉まんくれた!」
え~、ここで肉まんが飛び出しますか(笑)
その場を立ち去る3人+1匹。
未咲「李くん……」
せっかく再会したのに、またもや一瞬だけでしたね。
未咲にとっての黒<ヘイ> はあくまで李舜生なんですよね。
他の人にはBK201と彼の事を呼んでも、実際に会うとその名では呼ばない。
あくまで李舜生。
彼と再びゆっくり話せる時はくるのか。
その頃、耀子の元に駆けつけた葉月が見たのは、見るも無残な方法で殺害された耀子の姿。
別れのキスをする葉月。
黒<ヘイ> の仕業と考え、復讐を誓う葉月ですが、これは黒<ヘイ> の仕業じゃないですよね。
状況的に考えて、マダム・オレイユ一派の仕業なんでしょう。
あるいは鎮目の仕業かも。
彼も色々と怪しいですしね。
再び黒<ヘイ>と一緒に行動を取る蘇芳。
蘇芳「僕、敵を撃ったり出来ないよ。ちゃんとした契約者にはなれない」
蘇芳「だって、コピー……だもん」
黒<ヘイ>「俺はお前の事しか知らない」
黒<ヘイ>「コピーも何も、俺にとっての蘇芳はお前だ。蘇芳」
カッコイイ!いい男だなぁ、黒<ヘイ>は。
蘇芳「どうして涙が出るんだ」
蘇芳「あんたが信じてくれなかったとき、痛かったんだ」
蘇芳「あんたが僕を蘇芳って呼んだ時、嬉しくなって……」
蘇芳「でもそれが銀<イン>を助けるためだって知って、モヤモヤして……」
蘇芳「離れてたらさみしくなって」
蘇芳「どうしてこんな気持ちになるんだろう?猫<マオ>でもいい、教えてよ!」
猫<マオ>「どうしてって、そりゃ……」
理由は明白だけど、答えられないよね。
黒<ヘイ>「もう何も考えるな。今日はとりあえず寝ろ」
蘇芳「うん。ありがとう。黒<ヘイ>」
猫<マオ>「だが、不完全だからこそ蘇芳はお前に恋をした」
猫<マオ>「本音のところは、どうして戻ってきた?」
猫<マオ>「蘇芳に妹の姿を重ねたか?」
黒<ヘイ>「俺は、蘇芳に……俺自身を見ていたのかも知れない」
黒<ヘイ>「無知で揺らされ、不完全で揺らされ、だが、俺も蘇芳も……これ以上揺れている時間は無い」
蘇芳の水族館での記憶は、やはり紫苑と博士による偽りの記憶でした。
紫苑「あの子は痛みを知らなくちゃいけないんだ」
紫苑「蘇芳の痛みは何色だろう」
紫苑「弓張月のオレンジだ」
歪んだ愛とも残酷な仕業とも取れる紫苑と博士の行為。
そして目覚める銀<イン>。
しかしその顔は邪悪に歪んでいて……。
この分だと銀<イン>とは戦うことになりそうですね。
蘇芳の恋の行く先は……。
ここにきて、一段と目を離せなくなりましたね。
エンドカードは人間だった頃の猫<マオ>でした。
次回 第11話「水底は乾き、月は満ちる…」
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