クラッシュ・ブレイズ - オディールの騎士 - 感想
ケリーはのんびりと言い出した。
「ダイアンも休暇を取るそうだ。ものすごい勢いですっ飛んでったぜ」
宇宙船に置いてきぼりにされる操縦者も珍しいが、こうしたことは初めてではないので、
ジャスミンも落ち着き払ったものだった。
「では、ダイアナが戻ってくるまで島流しだな」
「気合を入れて遊ぶとしようぜ」
惑星バラムンディのパールビーチ――白い砂浜と青い海、珊瑚礁が魅力の
保養地での出来事である。
【オディールの騎士】
どこにでもいるただの人だ(と、本人たちは固く信じている)が目立つこと
この上ない二人に、にぎやかで一方的で危ないお誘いが続々とかかる。
どうやら、この惑星のカジノ王の一人娘オディールが関係しているらしいのだが……。
『クラッシュ・ブレイズ』最新刊、「オディールの騎士」の感想です。
「ダイアンも休暇を取るそうだ。ものすごい勢いですっ飛んでったぜ」
宇宙船に置いてきぼりにされる操縦者も珍しいが、こうしたことは初めてではないので、
ジャスミンも落ち着き払ったものだった。
「では、ダイアナが戻ってくるまで島流しだな」
「気合を入れて遊ぶとしようぜ」
惑星バラムンディのパールビーチ――白い砂浜と青い海、珊瑚礁が魅力の
保養地での出来事である。
【オディールの騎士】
どこにでもいるただの人だ(と、本人たちは固く信じている)が目立つこと
この上ない二人に、にぎやかで一方的で危ないお誘いが続々とかかる。
どうやら、この惑星のカジノ王の一人娘オディールが関係しているらしいのだが……。
『クラッシュ・ブレイズ』最新刊、「オディールの騎士」の感想です。
![]() | クラッシュ・ブレイズ - オディールの騎士 (C・NOVELSファンタジア) (2009/11/26) 茅田 砂胡 商品詳細を見る |
今回は怪物夫婦事、ケリー(ダイアナ抜き)とジャスミンがメインのお話です。
やっぱりこのシリーズはこの夫婦がメインの話の方が面白い。
このシリーズで久々に一気に読み終えたかも。
リィとシェラも途中から出てきますが、ゲスト出演という感じで殆ど出番はありません。
ルウにいたっては全く出番なし。
けれど、そちらの展開の方が面白いんですよね。
超常能力が出てくるより、人の力で話が進む方が読んでいて面白いです。
ケリーやジャスミンもかなり規格外ですけどね(笑)。
リィもウォルと一緒の時の方が輝いていたような……。
今回はダイアナが終盤までケリーと離れていたので、情報処理能力が
低下しているのですが、それでバランスが良くなっていました。
この怪獣夫婦と渡り合える相手なんて早々いませんからね。
ケリーが海賊王の二つ名に相応しい腕前を見せてくれたのも良かったです。
最後はドタバタのコメディのようになりましたが、テンポよく楽しめました。
ただ最近展開がマンネリ化してきているなぁと思っていたら、しばらくお休みに
なるとの事です。
作者の茅田砂胡さんが新しく漢字の名前の話を書くので、こちらのシリーズは
お休みになると。
最近は定期的に刊行されていましたが、マンネリになってきていたのも事実ですから。
一冊完結というのも原因の一つかなと思います。
この人の作品の魅力はデルフィニア戦記やスカーレット・ウィザードのような長編で
発揮されると思いますので。
彼らとの再会を楽しみにしていますので、復活の際には派手な花火をぶち上げて
欲しいですね。
やっぱりこのシリーズはこの夫婦がメインの話の方が面白い。
このシリーズで久々に一気に読み終えたかも。
リィとシェラも途中から出てきますが、ゲスト出演という感じで殆ど出番はありません。
ルウにいたっては全く出番なし。
けれど、そちらの展開の方が面白いんですよね。
超常能力が出てくるより、人の力で話が進む方が読んでいて面白いです。
ケリーやジャスミンもかなり規格外ですけどね(笑)。
リィもウォルと一緒の時の方が輝いていたような……。
今回はダイアナが終盤までケリーと離れていたので、情報処理能力が
低下しているのですが、それでバランスが良くなっていました。
この怪獣夫婦と渡り合える相手なんて早々いませんからね。
ケリーが海賊王の二つ名に相応しい腕前を見せてくれたのも良かったです。
最後はドタバタのコメディのようになりましたが、テンポよく楽しめました。
ただ最近展開がマンネリ化してきているなぁと思っていたら、しばらくお休みに
なるとの事です。
作者の茅田砂胡さんが新しく漢字の名前の話を書くので、こちらのシリーズは
お休みになると。
最近は定期的に刊行されていましたが、マンネリになってきていたのも事実ですから。
一冊完結というのも原因の一つかなと思います。
この人の作品の魅力はデルフィニア戦記やスカーレット・ウィザードのような長編で
発揮されると思いますので。
彼らとの再会を楽しみにしていますので、復活の際には派手な花火をぶち上げて
欲しいですね。
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