L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第五話
※こちらは『レッスルエンジェルス』シリーズを基にしたSSとなります。
公式設定ではないオリジナル要素も含まれています。

【L’s K-1編 目次】
1.L’s K-1編、開幕!斉藤彰子の挑戦
2.L’s K-1編 斉藤彰子 vs カレン・ニールセン
3.L’s K-1編 決勝戦の組み合わせは
4.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第一話
5.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第二話
6.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第三話
7.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第四話

公式設定ではないオリジナル要素も含まれています。

【L’s K-1編 目次】
1.L’s K-1編、開幕!斉藤彰子の挑戦
2.L’s K-1編 斉藤彰子 vs カレン・ニールセン
3.L’s K-1編 決勝戦の組み合わせは
4.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第一話
5.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第二話
6.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第三話
7.L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第四話

最終ラウンド、第3ラウンドのゴングが鳴ると同時に意を決したように両者が中央へ走る!
先に手を出したのは斉藤。
伝家の宝刀、強烈なローキックがスミスを襲う。
スミスの反撃をかわしながらも、執拗にローキックを放つ斉藤。
蹴る!蹴る!一心不乱にスミスの足を狙い撃ち!
骨が削れる音が聞こえてきそうなまでの強烈な蹴り。
しかしそれでもスミスは倒れない。
永遠に続くかとも思われるローキックのピンポイント攻撃に苦悶の表情を浮かべるスミス。
尚もローキックを放つ斉藤だが、そこでパンチが一閃!
斉藤の一瞬の隙をついたスミスの右フックが炸裂!
更に放たれた強烈な左フックで吹き飛ぶ斉藤。
スミスは一気に距離を詰めて打撃の集中砲火!
手も足も出ない斉藤。
ガードする事もダウンする事も許されない、凄まじいスミスのラッシュ!
強烈なライトニングストレートを喰らい倒れこむ斉藤。
しかしまだ終わらない、満身創痍になりながらも闘争本能の火はまだ消えない。
斉藤が立ち上がってくる!
「まだ立ち上がってくるのか!しかし、これで止めだ!」
強烈な右フックを放つスミスだが、この一撃を半歩下がって避ける斉藤。
そして再び放たれるローキック!
動きが止まったところに放たれたのは中段蹴り!
この蹴りをガードし、反撃を繰り出そうとしたスミスだったが、蹴り上げる軌道の途中で
軸足を返す事で蹴りの軌道が変化!
ミドルからハイに変化し、円を描くような軌道でスミスの頭部に襲い掛かる蹴り足!
これぞ、あの、ディジー・クライをも倒した斉藤の奥の手、飛燕襲!
倒れこむメアリー・スミス。
しかし、まだ終わらない。
ダウンカウントが鳴り響く中、立ち上がってくるスミス。
カウント9で、辛うじて立ち上がる!
お互い満身創痍、後一撃で決着が着く。
止めとばかりに渾身の一撃のライトニングストレートを放つスミス!
しかし踏み込んだ足が崩れ、その一撃は斉藤の顔面の横を通り過ぎる。
もしも斉藤のローキックをあれ程受けていなければ、あるいは直前に飛燕襲の一撃を
受けていなければ、この一撃でスミスが勝利していたかもしれない。
しかしスミスの右ストレートは当たらず、逆に斉藤の逆上(上段逆突き)がスミスに決まっていた。
斉藤がこの土壇場で決めたのは、自分が得意とする蹴りではなく、ライバルであった吉原泉が
空手家時代に得意としていた逆上。
倒れそうな時、挫けそうだった時、支えとなったライバルの存在。
そのライバルが最も得意としていた技がこの場面で炸裂した。
ゆっくりと倒れていくメアリー・スミス。
このラウンド、二度目のダウン。
それは同時に斉藤の勝利の瞬間でもあった。
「勝った……のか?」
倒れたスミスを見つめ、そしてゆっくりと左手を掲げ上げる。
斉藤彰子、L’s K-1 優勝!
先に手を出したのは斉藤。
伝家の宝刀、強烈なローキックがスミスを襲う。
スミスの反撃をかわしながらも、執拗にローキックを放つ斉藤。
蹴る!蹴る!一心不乱にスミスの足を狙い撃ち!
骨が削れる音が聞こえてきそうなまでの強烈な蹴り。
しかしそれでもスミスは倒れない。
永遠に続くかとも思われるローキックのピンポイント攻撃に苦悶の表情を浮かべるスミス。
尚もローキックを放つ斉藤だが、そこでパンチが一閃!
斉藤の一瞬の隙をついたスミスの右フックが炸裂!
更に放たれた強烈な左フックで吹き飛ぶ斉藤。
スミスは一気に距離を詰めて打撃の集中砲火!
手も足も出ない斉藤。
ガードする事もダウンする事も許されない、凄まじいスミスのラッシュ!
強烈なライトニングストレートを喰らい倒れこむ斉藤。
しかしまだ終わらない、満身創痍になりながらも闘争本能の火はまだ消えない。
斉藤が立ち上がってくる!
「まだ立ち上がってくるのか!しかし、これで止めだ!」
強烈な右フックを放つスミスだが、この一撃を半歩下がって避ける斉藤。
そして再び放たれるローキック!
動きが止まったところに放たれたのは中段蹴り!
この蹴りをガードし、反撃を繰り出そうとしたスミスだったが、蹴り上げる軌道の途中で
軸足を返す事で蹴りの軌道が変化!
ミドルからハイに変化し、円を描くような軌道でスミスの頭部に襲い掛かる蹴り足!
これぞ、あの、ディジー・クライをも倒した斉藤の奥の手、飛燕襲!
倒れこむメアリー・スミス。
しかし、まだ終わらない。
ダウンカウントが鳴り響く中、立ち上がってくるスミス。
カウント9で、辛うじて立ち上がる!
お互い満身創痍、後一撃で決着が着く。
止めとばかりに渾身の一撃のライトニングストレートを放つスミス!
しかし踏み込んだ足が崩れ、その一撃は斉藤の顔面の横を通り過ぎる。
もしも斉藤のローキックをあれ程受けていなければ、あるいは直前に飛燕襲の一撃を
受けていなければ、この一撃でスミスが勝利していたかもしれない。
しかしスミスの右ストレートは当たらず、逆に斉藤の逆上(上段逆突き)がスミスに決まっていた。
斉藤がこの土壇場で決めたのは、自分が得意とする蹴りではなく、ライバルであった吉原泉が
空手家時代に得意としていた逆上。
倒れそうな時、挫けそうだった時、支えとなったライバルの存在。
そのライバルが最も得意としていた技がこの場面で炸裂した。
ゆっくりと倒れていくメアリー・スミス。
このラウンド、二度目のダウン。
それは同時に斉藤の勝利の瞬間でもあった。
「勝った……のか?」
倒れたスミスを見つめ、そしてゆっくりと左手を掲げ上げる。
斉藤彰子、L’s K-1 優勝!
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