L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第三話

第1ラウンドが終了して斉藤は思う。
やはりメアリー・スミスは強い、と。
スミスの強さは分かっていたつもりだった。
しかし実際に肌を合わせて、改めてその強さを改めて感じる。
「あいつの強さはまだまだこんなものじゃないはず」
「攻撃は最大の防御。次のラウンドはこちらから仕掛ける!」
そして第2ラウンドが始まる……。
ゴングと同時に飛び出る斉藤。
そして中段突きを放つが、スミスはこれをブロック。
すかさず右フックから左アッパーの迎撃コンビネーションを放つが何とかこれを避ける斉藤。
そのまま一旦間合いを取る。
が、スミスは一気に間合いを詰め、右のローキックから左のミドルキックを放つ。
これをブロックする斉藤だったが、ガードが下がったところにスミスのコンビネーションが炸裂する!
左ストレートの二連撃を何とか避け、次の右ボディを受けるも耐える斉藤。
凌いだ!
そう思った斉藤だが、スミスのコンビネーションはまだ止まらない。
更に続く左フックをモロに受けてしまう。
な、四連続のコンビネーション?
愕然とする斉藤だが、更なる衝撃が襲う。
スミスの右アッパー。
第1ラウンドで見せた3連続のコンビネーションを上回る5連続のスーパーコンビネーション。
それでも倒れずに堪える斉藤。
しかし足が止まったその隙をスミスは見逃さない。
スミス必殺のマッハのハイキックが炸裂する!
腰から落ちる斉藤に対し、止めとばかりにミドルキックが決まる。
そのまま崩れ落ちる斉藤。
つ、強い……。
崩れ落ちた斉藤を見下ろすスミス。
ダウンカウントが始まる。
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