L’s K-1編 斉藤彰子 vs メアリー・スミス 第二話

じっくりと間合いを詰めていく二人。
先に動いたのはリーチに勝るメアリー・スミス。
強烈な左ミドルが決まる。
スミスの一撃は速く、重く、強い。
「ぐっ」
顔をしかめる斉藤。
さらに予備動作の少ない超高速のパンチが次々と襲い掛かる。
この攻撃を捌ききれず攻撃を受けていく斉藤。
好機と見るや体を振って一気に出てくるスミス。
打ち込まれた左ストレートを何とか避けたものの間髪入れずに放たれた右フックが顔面に直撃、
さらに3発目の左がボディに入る!
一瞬の内に打ち込まれた3発のコンビネーション・ブロー。
回り込んで距離を取る斉藤。
「速い!正面から素直にぶつかるのは不利か……」
それまでの左構え(オーソドックス)から右構え(サウスポー)にいきなりスイッチする斉藤。
蹴り足の膝をしっかり抱え込み、相手に向かって突き出すようにして打ち込む右中段横蹴り。
さらに蹴り足を下ろさずに右上段横蹴りを連続で繰り出す!
「やるな!だが……」
スミスが反撃のミドルを返してきたのを左斜め後ろにバックステップして避ける斉藤。
ここで今度は左構えにスイッチしながら左中段跳び廻し蹴り。
再びスミスがミドルで返してくるのを、今度は右斜め後ろにバックステップして避けると
スミスの蹴り終りに合わせて左後ろ蹴りを返す斉藤。
そして離れ間合いを取り呼吸を整える。
再び睨み合う二人。
どちらからとなく前に出る二人だったが、ここで第1ラウンド終了のゴングが鳴り響く。
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