戦場のヴァルキュリア 第22章 「とまどい」 感想
ナジアルで辛くも勝利を収めたガリア軍。
しかし、アリシアは正規軍の監視下に置かれてしまう。
心配するウェルキンだが、面会謝絶を言い渡され未だ会えずにいた。
営巣に収監されたファルディオの元を訪ねたウェルキンは、親友が犯した衝撃的な事実を知る。
亀裂が入る友情。
そこへ、追い討ちをかけるように、第7小隊隊員たちから話があると言われる。
一方、ゲルビルとセルベリアの力を持ってしても敗北してしまった帝国軍。
追い詰められたかに見えたが、マクシミリアンは底知れぬ笑みを浮かべ、
次なる作戦を進める……。
戦場のヴァルキュリア 公式サイト
しかし、アリシアは正規軍の監視下に置かれてしまう。
心配するウェルキンだが、面会謝絶を言い渡され未だ会えずにいた。
営巣に収監されたファルディオの元を訪ねたウェルキンは、親友が犯した衝撃的な事実を知る。
亀裂が入る友情。
そこへ、追い討ちをかけるように、第7小隊隊員たちから話があると言われる。
一方、ゲルビルとセルベリアの力を持ってしても敗北してしまった帝国軍。
追い詰められたかに見えたが、マクシミリアンは底知れぬ笑みを浮かべ、
次なる作戦を進める……。
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アリシアとセルベリアの出会いと過去に起きた出来事。
白い部屋に集められた6人の子供。
来る日も来る日もひたすら続く実験の日々。
それは電流を流されたり薬物の投入だったり。
人体実験のお約束とはいえ辛い状況ですね。
そんなある日、食事のパンが一つ足りなくて困っている女の子が。
しかし白い髪の女の子が自分の分のパンを分けてくれたのでした。
これがアリシアとセルベリアの出会いなんでしょうね。
同じ実験場で辛い日々を送った仲間だったと。
そしてアリシアのパン好きなのも、これがキッカケなんでしょうね。
夢から覚めたアリシア。
これまでの出来事もしっかりと覚えていました。
アリシア「違う、これは夢じゃない。私が、やったんだ」
目を逸らす事のできない現実、それこそ夢だったらよかったのに。
そしてダモン将軍は、当然ヴァルギュリアの力に目覚めたアリシアを放っておくハズが無く……、
アリシアに会おうとするウェルキンですが、会う事を拒否されます。
悩むウェルキン。
そこに登場したのは頼れる男、ザカ。
ダルクス人収容所でレジスタンスのリーダーをやっていただけに、その芯の強さは頼りになります。
アリシアの事を諦めないと思うウェルキン。
そしてファルディオに会いにいったウェルキンは、アリシアを撃ったことを告白されます。
ウェルキン「見損なったよ、ファルディオ!」
ファルディオ「じゃぁ教えてくれ、俺はどうすればよかったんだ」
当然激高するウェルキン。
ただファルディオのとった行動も分からなくはないんですよね。
実際の所、セルベリアに対して打つ手が何も無い状況でしたから。
このままだと残るはガリアが攻め滅ぼされるのを待つのみ。
ならばと微かな希望に縋り付こうとするのも分かります。
ただ、それならきっちりと責任を取らないと。
ファルディオ「ウェルキン。これから先、彼女には色々な事が起こるだろう」
ファルディオ「彼女の意思とは無関係に」
ファルディオ「叶うならばお前が支えてやってくれ。頼む」
ウェルキンに、アリシアを支えてくれと頼んでいたのは、アリシアの気持ちを分かっているから
ですが、ファルディオ自身はこれからどうするつもりなんでしょう。
何もしないで投げっぱなしということな無いよね?
こうなることは予想出来ていたでしょうし。
セルベリア「私にはもう敗北は許されない」
シャワーも浴びながらマクシミリアンの為に決意するセルベリア。
劣勢に立たされたマクシミリアン。
実績だけを見るとダモン将軍以下なんですよね。
ガリア相手に序盤は押していたけど、今は思いっきり押し返されてるし、最近の戦い方も
セルベリアを先頭に出し、ヴァルキュリアの力に頼っているだけだし。
これだと上から無能と思われてるのも仕方ないよね。
もっと優秀なところを見せて欲しいです。
マクシミリアンに届いた暗号文、そこには“幻獣は眠りより目覚めた”と。
どういう意味なんでしょうね?
ヴァルキュリアの遺跡にまだ何か秘密兵器が眠っていた?
それを元に何か(戦車?)建造していた?
“幻獣は眠りより目覚めた”という言葉は、アリシアの覚醒にピッタリな言葉だと思いました。
アリシアの事ではないですけど。
アリシアの元を訪れたダモン将軍。
ウェルキンが会いに来てくれたと思ったところにアリシアの気持ちが現れていますね。
アリシアは4階級特進の大尉として正規軍に入る事に。
物凄い出世です。但し喜ばしい出来事ではなく、寧ろ悪夢の…ですが。
ダモンはアリシアを人間兵器として使うつもりですからね。
後、4階級でなく5階級なんじゃ?
軍曹 → 曹長 → 准尉 → 少尉 → 中尉 → 大尉
あれだけの力を目の当たりにしちゃ、当然自分の物にしたくなると思っていたけど
その通りになっちゃいましたね。
ダモン将軍は期待を裏切らないですね。
ま、例えダモン将軍でなくても、こういう措置を取るでしょうけど。
異動は上官も了承していると聞かされ、ウェルキンが了承したと勘違いするアリシア。
実際はウェルキンでなくバーロット大尉、それもアリシアの気持ちを確かめてからと
いうものでしたが、ダモン将軍はその勘違いを正そうとせず利用します。
その場を飛び出し、ウェルキンにそして第7小隊の皆に会いに行くアリシア。
ウェルキンは第7小隊の皆にアリシアのことを説明しますが、不安がる隊員達。
これも無理ないことかな。
あれだけの力を見せられちゃ不安になるのも当然というか仕方ない事ですよね。
仲間だったからこそ、逆に不安になってしまうのでしょう。
でもずっと一緒だったスージーも同じ意見なのは、ちょっと寂しかったな。
これからアリシアとどう接していくのがいいのかを話し合っているのを、聞いてしまったアリシア。
アリシア「私にとっては、家族なんだから」
そう思っていたアリシアにとって辛い現実、アリシアは簡単な別れの挨拶をして駆け出して
立ち去ってしまいます。
アリシア「今までありがとう。それじゃ」
慌ててアリシアを追うウェルキン。
イサラが亡くなった時に自分を支えてくれたアリシアを今度は自分が守りたいと。
ウェルキン「アリシアは、僕らの仲間じゃないか」
ウェルキン「今度は僕が君の力になりたいんだ」
アリシア「分かってないのね、ウェルキン」
アリシア「あなたの知っているアリシア・メルキオットは、もうどこにいないの」
アリシア「私は…化け物なのよ」
アリシア「さよなら…ウェルキン…」
ウェルキン「待ってくれ!」
アリシア「来ないで!お願い・・・」
涙を流しながら立ち去るアリシア、パン屋に戻る近いのスカーフも捨て去って……。
辛い展開ですね。
でも本当に化け物だったなら、そんな涙は流さないよ。
《次回予告》
ワシはゲオルグ・ダモン。
階級は大将である。
物を知らぬ奴らはワシの事を愚将であるという。
奴らは国を守るという事がどれほど困難を伴うものなのか何も分かっておらんのだ。
ワシは問いたい。では貴様に何が出来るのかと。
次回、戦場のヴァルキュリア 第23章 「愛のかたち」
われらがガリア公国は、ヴァルキュリアの守護と共にある。
次回はアリシア救出の話っぽいですね。
マクシミリアンの切り札のカードも気になります。
残り僅かとなりましたが、第1話の頃想像していたのと大分違う話になりました。
途中、中だるみな展開もありましたが、ここ数話はよく出来ているとは思います。
最終回に向けてどう纏めてくれるか。
白い部屋に集められた6人の子供。
来る日も来る日もひたすら続く実験の日々。
それは電流を流されたり薬物の投入だったり。
人体実験のお約束とはいえ辛い状況ですね。
そんなある日、食事のパンが一つ足りなくて困っている女の子が。
しかし白い髪の女の子が自分の分のパンを分けてくれたのでした。
これがアリシアとセルベリアの出会いなんでしょうね。
同じ実験場で辛い日々を送った仲間だったと。
そしてアリシアのパン好きなのも、これがキッカケなんでしょうね。
夢から覚めたアリシア。
これまでの出来事もしっかりと覚えていました。
アリシア「違う、これは夢じゃない。私が、やったんだ」
目を逸らす事のできない現実、それこそ夢だったらよかったのに。
そしてダモン将軍は、当然ヴァルギュリアの力に目覚めたアリシアを放っておくハズが無く……、
アリシアに会おうとするウェルキンですが、会う事を拒否されます。
悩むウェルキン。
そこに登場したのは頼れる男、ザカ。
ダルクス人収容所でレジスタンスのリーダーをやっていただけに、その芯の強さは頼りになります。
アリシアの事を諦めないと思うウェルキン。
そしてファルディオに会いにいったウェルキンは、アリシアを撃ったことを告白されます。
ウェルキン「見損なったよ、ファルディオ!」
ファルディオ「じゃぁ教えてくれ、俺はどうすればよかったんだ」
当然激高するウェルキン。
ただファルディオのとった行動も分からなくはないんですよね。
実際の所、セルベリアに対して打つ手が何も無い状況でしたから。
このままだと残るはガリアが攻め滅ぼされるのを待つのみ。
ならばと微かな希望に縋り付こうとするのも分かります。
ただ、それならきっちりと責任を取らないと。
ファルディオ「ウェルキン。これから先、彼女には色々な事が起こるだろう」
ファルディオ「彼女の意思とは無関係に」
ファルディオ「叶うならばお前が支えてやってくれ。頼む」
ウェルキンに、アリシアを支えてくれと頼んでいたのは、アリシアの気持ちを分かっているから
ですが、ファルディオ自身はこれからどうするつもりなんでしょう。
何もしないで投げっぱなしということな無いよね?
こうなることは予想出来ていたでしょうし。
セルベリア「私にはもう敗北は許されない」
シャワーも浴びながらマクシミリアンの為に決意するセルベリア。
劣勢に立たされたマクシミリアン。
実績だけを見るとダモン将軍以下なんですよね。
ガリア相手に序盤は押していたけど、今は思いっきり押し返されてるし、最近の戦い方も
セルベリアを先頭に出し、ヴァルキュリアの力に頼っているだけだし。
これだと上から無能と思われてるのも仕方ないよね。
もっと優秀なところを見せて欲しいです。
マクシミリアンに届いた暗号文、そこには“幻獣は眠りより目覚めた”と。
どういう意味なんでしょうね?
ヴァルキュリアの遺跡にまだ何か秘密兵器が眠っていた?
それを元に何か(戦車?)建造していた?
“幻獣は眠りより目覚めた”という言葉は、アリシアの覚醒にピッタリな言葉だと思いました。
アリシアの事ではないですけど。
アリシアの元を訪れたダモン将軍。
ウェルキンが会いに来てくれたと思ったところにアリシアの気持ちが現れていますね。
アリシアは4階級特進の大尉として正規軍に入る事に。
物凄い出世です。但し喜ばしい出来事ではなく、寧ろ悪夢の…ですが。
ダモンはアリシアを人間兵器として使うつもりですからね。
後、4階級でなく5階級なんじゃ?
軍曹 → 曹長 → 准尉 → 少尉 → 中尉 → 大尉
あれだけの力を目の当たりにしちゃ、当然自分の物にしたくなると思っていたけど
その通りになっちゃいましたね。
ダモン将軍は期待を裏切らないですね。
ま、例えダモン将軍でなくても、こういう措置を取るでしょうけど。
異動は上官も了承していると聞かされ、ウェルキンが了承したと勘違いするアリシア。
実際はウェルキンでなくバーロット大尉、それもアリシアの気持ちを確かめてからと
いうものでしたが、ダモン将軍はその勘違いを正そうとせず利用します。
その場を飛び出し、ウェルキンにそして第7小隊の皆に会いに行くアリシア。
ウェルキンは第7小隊の皆にアリシアのことを説明しますが、不安がる隊員達。
これも無理ないことかな。
あれだけの力を見せられちゃ不安になるのも当然というか仕方ない事ですよね。
仲間だったからこそ、逆に不安になってしまうのでしょう。
でもずっと一緒だったスージーも同じ意見なのは、ちょっと寂しかったな。
これからアリシアとどう接していくのがいいのかを話し合っているのを、聞いてしまったアリシア。
アリシア「私にとっては、家族なんだから」
そう思っていたアリシアにとって辛い現実、アリシアは簡単な別れの挨拶をして駆け出して
立ち去ってしまいます。
アリシア「今までありがとう。それじゃ」
慌ててアリシアを追うウェルキン。
イサラが亡くなった時に自分を支えてくれたアリシアを今度は自分が守りたいと。
ウェルキン「アリシアは、僕らの仲間じゃないか」
ウェルキン「今度は僕が君の力になりたいんだ」
アリシア「分かってないのね、ウェルキン」
アリシア「あなたの知っているアリシア・メルキオットは、もうどこにいないの」
アリシア「私は…化け物なのよ」
アリシア「さよなら…ウェルキン…」
ウェルキン「待ってくれ!」
アリシア「来ないで!お願い・・・」
涙を流しながら立ち去るアリシア、パン屋に戻る近いのスカーフも捨て去って……。
辛い展開ですね。
でも本当に化け物だったなら、そんな涙は流さないよ。
《次回予告》
ワシはゲオルグ・ダモン。
階級は大将である。
物を知らぬ奴らはワシの事を愚将であるという。
奴らは国を守るという事がどれほど困難を伴うものなのか何も分かっておらんのだ。
ワシは問いたい。では貴様に何が出来るのかと。
次回、戦場のヴァルキュリア 第23章 「愛のかたち」
われらがガリア公国は、ヴァルキュリアの守護と共にある。
次回はアリシア救出の話っぽいですね。
マクシミリアンの切り札のカードも気になります。
残り僅かとなりましたが、第1話の頃想像していたのと大分違う話になりました。
途中、中だるみな展開もありましたが、ここ数話はよく出来ているとは思います。
最終回に向けてどう纏めてくれるか。
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