狼と香辛料II 第3話 「狼と埋まらない溝」 感想
ロレンスへの莫大な借金に縛られている…とアマーティに伝えたホロ。
ロレンスとの関係を語る上の方便だったのだが、それを信じ込んだアマーティは
ホロを救うべくロレンスに挑戦じみた契約を申し込む。
その内容は、借金を肩代わりした暁にはホロとの婚姻をロレンスが承認するというものだった。
自信に満ちた表情でその契約を受け入れたロレンスだが、アマーティには勝算があるらしい事を
耳にする!
ロレンスとの関係を語る上の方便だったのだが、それを信じ込んだアマーティは
ホロを救うべくロレンスに挑戦じみた契約を申し込む。
その内容は、借金を肩代わりした暁にはホロとの婚姻をロレンスが承認するというものだった。
自信に満ちた表情でその契約を受け入れたロレンスだが、アマーティには勝算があるらしい事を
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ロレンスが商館に駆けつけた先に待っていたのはホロを賭けての宣戦布告!
アマーティ「遍歴の修道女ホロに誠実なる愛を申し込みます!」
周りに商人達がいる中で堂々と宣言し結婚を申し込むとまで言うとは…。
アマーティ、凄いよ!思い込んだら一直線ですね。
ホロはアマーティに対して、ロレンスに銀貨千枚の借金があると嘘をついていたのですが
アマーティはその借金を全て肩代わりすると。
トレニー銀貨千枚という大金を明日の日没までに用意するという条件を見て
安堵し契約のナイフを受け取るロレンス。
う~ん、この流れはヤバイよ。アマーティも見た目は幼くてもやり手の商人。
用意できる絶対の自信があるんだろうし。
ホロに対しての信頼があったから引き受けたんでしょうけど、これはヤバイ流れだなぁ。
ロレンス「ご心配なく!借金を肩代わりしてもらったくらいでは、私の連れはなびきませんから」
ロレンスも言いますね。
ここで何も言わないとアマーティにしてやられたと思われるかもしれませんしね。
バトスからアマーティは資金調達の当てがあると聞かされるロレンス。
トレニー銀貨千枚をどんな手段で用意するつもりなんでしょうね。
ホロ「トレニー銀貨千枚との契約を断るのも立派な選択だったのではないかや」
ホロ「どうせぬしは周りを見て、恥か否かを判断したんじゃろ」
確かに堂々と断ると言うのも大人の選択ですね。
ただ、あの雰囲気で断るのも難しいんじゃないかな。
だからこそオドオドでなく堂々と断る事が出来ていれば、それは立派だったかもしれません。
ホロ「わっちゃロレンスといつまでも一緒にいたい」
ホロ「たとえ借金といえどもそれはわっちとロレンスを繋ぐ絆の一つ」
ホロ「それが切れることなどわっちにはとても耐えられぬ」
ホロ「この場でいくら恥じを受けようとも、そんな契約は受け入れる事はできぬ」
完璧だ!さすがホロ。
ロレンス「ならば良き女でありつつ良き大人であられる賢狼ホロ様は、アマーティに契約を
申し込まれたらどう対処するんだ?」
ホロ「笑って受けるに決まっておる」
余裕というか懐の大きさを感じさせる対応です。
ロレンスはホロにはまだまだ敵いませんね。
ホロを連れて祭りに連れて行くロレンス。
ホロ「例えば麦粉の純度とか」
ホロにかかればロレンス同様マルクも形無しです。
ホロは背が低いので前に立つ観衆が邪魔で祭りの出し物が見れません。
そこで宿屋に戻り部屋から出し物を見て祭りを楽しむ二人。
いい雰囲気ですよ。この時は…。
またもや酔いつぶれたホロ。
宿に戻ったロレンスの元に手紙とマルクからの伝言が届いていました。
ロレンス「レノスって町にお前の言い伝えが残っていた。麦束尻尾のホロウ、お前のことだろう」
ロレンス「町の言い伝えに、お前がどの方角から来たかというのが残っていた」
ホロ「隠しておいてわっちを驚かせようとしたのかや」
ホロ「早く教えてほしかった」
ヨイツが滅んでいると聞いていたロレンスは気を使って言わなかったのですが
ホロはその事を知りませんからね。
やっと掴んだ故郷の情報。早く知りたいと思うのは無理もありません。
ホロの気持ちはその尻尾が表しています。
本当に嬉しかったんでしょうね。
ディアナからの手紙をホロに渡して出かけるロレンス。
ホロは字が読めないと言っていたので油断したんでしょうね。
これが後の悲劇に…。
マルクから黄鉄鉱がとんでもなく値上がりしていてアマーティが荒稼ぎしていると
聞かされたロレンス。この時点で普段の27倍の値段になっていますからね。
アマーティの自信は黄鉄鉱での儲けという根拠があったのも理由だったのでしょう。
やっぱり年は若くてもかなりのやり手です。
宿に戻ったロレンスを待っていたのは手紙を見て打ちひしがれたホロの姿。
ホロは字が読めました!
この前読めないと言っていたのは後でロレンスを驚かせようということだったのかな?
ホロ「どうしよう…どうしよう。わっちの帰る場所がもうありんせん」
涙を零しながら呟くホロ。
ホロ「暢気に浮かれておったわっちの様子はそぞ面白かったであろう」
ロレンスは気を使ってホロに言わなかったのですが、ホロは誤解してしまいます。
ホロ「わっちゃ…一人になってしまった…」
ロレンス「俺がいるだろう」
ホロ「ぬしはわっちのなんじゃ?」
ホロとロレンスのやり取りが痛々しいです。
気を使って取った行動が裏目に出てしまう、よくある事といえばそうなのかもしれませんが
これは辛すぎます。
ロレンスを拒絶するホロ。手紙を持って黙って出て行くしかなかったロレンス。
もし手紙を先に見ていれば…、そんな後悔で一杯だったでしょうね。
今回に限れば本編のあの雰囲気からEDは雰囲気が台無しだったな。
このEDは好きですけど、出だしのあの感じと本編ラストの雰囲気がね…。
次回予告は「狼と浅知恵の末路」。これは…またきつい事になりそうです。
DVDのCMのロレンスとマルクのやり取りに吹いた(笑)
マルク「どっちを選ぶつもりだ?」
ロレンス「DVDだな」
マルク「今の時代、Blu-rayじゃないのか」
ロレンス「DVDの方が値ごろだ」
マルク「俺はBlu-rayだ」
ロレンス「強気だな」
マルク「小遣いが上がるんだ」
なんともらしいやり取りです。
マルクが堂々と言った決め手も凄い(笑)
確かに重要な事です。
アマーティ「遍歴の修道女ホロに誠実なる愛を申し込みます!」
周りに商人達がいる中で堂々と宣言し結婚を申し込むとまで言うとは…。
アマーティ、凄いよ!思い込んだら一直線ですね。
ホロはアマーティに対して、ロレンスに銀貨千枚の借金があると嘘をついていたのですが
アマーティはその借金を全て肩代わりすると。
トレニー銀貨千枚という大金を明日の日没までに用意するという条件を見て
安堵し契約のナイフを受け取るロレンス。
う~ん、この流れはヤバイよ。アマーティも見た目は幼くてもやり手の商人。
用意できる絶対の自信があるんだろうし。
ホロに対しての信頼があったから引き受けたんでしょうけど、これはヤバイ流れだなぁ。
ロレンス「ご心配なく!借金を肩代わりしてもらったくらいでは、私の連れはなびきませんから」
ロレンスも言いますね。
ここで何も言わないとアマーティにしてやられたと思われるかもしれませんしね。
バトスからアマーティは資金調達の当てがあると聞かされるロレンス。
トレニー銀貨千枚をどんな手段で用意するつもりなんでしょうね。
ホロ「トレニー銀貨千枚との契約を断るのも立派な選択だったのではないかや」
ホロ「どうせぬしは周りを見て、恥か否かを判断したんじゃろ」
確かに堂々と断ると言うのも大人の選択ですね。
ただ、あの雰囲気で断るのも難しいんじゃないかな。
だからこそオドオドでなく堂々と断る事が出来ていれば、それは立派だったかもしれません。
ホロ「わっちゃロレンスといつまでも一緒にいたい」
ホロ「たとえ借金といえどもそれはわっちとロレンスを繋ぐ絆の一つ」
ホロ「それが切れることなどわっちにはとても耐えられぬ」
ホロ「この場でいくら恥じを受けようとも、そんな契約は受け入れる事はできぬ」
完璧だ!さすがホロ。
ロレンス「ならば良き女でありつつ良き大人であられる賢狼ホロ様は、アマーティに契約を
申し込まれたらどう対処するんだ?」
ホロ「笑って受けるに決まっておる」
余裕というか懐の大きさを感じさせる対応です。
ロレンスはホロにはまだまだ敵いませんね。
ホロを連れて祭りに連れて行くロレンス。
ホロ「例えば麦粉の純度とか」
ホロにかかればロレンス同様マルクも形無しです。
ホロは背が低いので前に立つ観衆が邪魔で祭りの出し物が見れません。
そこで宿屋に戻り部屋から出し物を見て祭りを楽しむ二人。
いい雰囲気ですよ。この時は…。
またもや酔いつぶれたホロ。
宿に戻ったロレンスの元に手紙とマルクからの伝言が届いていました。
ロレンス「レノスって町にお前の言い伝えが残っていた。麦束尻尾のホロウ、お前のことだろう」
ロレンス「町の言い伝えに、お前がどの方角から来たかというのが残っていた」
ホロ「隠しておいてわっちを驚かせようとしたのかや」
ホロ「早く教えてほしかった」
ヨイツが滅んでいると聞いていたロレンスは気を使って言わなかったのですが
ホロはその事を知りませんからね。
やっと掴んだ故郷の情報。早く知りたいと思うのは無理もありません。
ホロの気持ちはその尻尾が表しています。
本当に嬉しかったんでしょうね。
ディアナからの手紙をホロに渡して出かけるロレンス。
ホロは字が読めないと言っていたので油断したんでしょうね。
これが後の悲劇に…。
マルクから黄鉄鉱がとんでもなく値上がりしていてアマーティが荒稼ぎしていると
聞かされたロレンス。この時点で普段の27倍の値段になっていますからね。
アマーティの自信は黄鉄鉱での儲けという根拠があったのも理由だったのでしょう。
やっぱり年は若くてもかなりのやり手です。
宿に戻ったロレンスを待っていたのは手紙を見て打ちひしがれたホロの姿。
ホロは字が読めました!
この前読めないと言っていたのは後でロレンスを驚かせようということだったのかな?
ホロ「どうしよう…どうしよう。わっちの帰る場所がもうありんせん」
涙を零しながら呟くホロ。
ホロ「暢気に浮かれておったわっちの様子はそぞ面白かったであろう」
ロレンスは気を使ってホロに言わなかったのですが、ホロは誤解してしまいます。
ホロ「わっちゃ…一人になってしまった…」
ロレンス「俺がいるだろう」
ホロ「ぬしはわっちのなんじゃ?」
ホロとロレンスのやり取りが痛々しいです。
気を使って取った行動が裏目に出てしまう、よくある事といえばそうなのかもしれませんが
これは辛すぎます。
ロレンスを拒絶するホロ。手紙を持って黙って出て行くしかなかったロレンス。
もし手紙を先に見ていれば…、そんな後悔で一杯だったでしょうね。
今回に限れば本編のあの雰囲気からEDは雰囲気が台無しだったな。
このEDは好きですけど、出だしのあの感じと本編ラストの雰囲気がね…。
次回予告は「狼と浅知恵の末路」。これは…またきつい事になりそうです。
DVDのCMのロレンスとマルクのやり取りに吹いた(笑)
マルク「どっちを選ぶつもりだ?」
ロレンス「DVDだな」
マルク「今の時代、Blu-rayじゃないのか」
ロレンス「DVDの方が値ごろだ」
マルク「俺はBlu-rayだ」
ロレンス「強気だな」
マルク「小遣いが上がるんだ」
なんともらしいやり取りです。
マルクが堂々と言った決め手も凄い(笑)
確かに重要な事です。
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