斉藤彰子 vs ナスターシャ・ハン 終章 ~斉藤彰子編~

負けた…。完敗だった。
話には聞いていたが、ナスターシャ・ハンの関節技があそこまでのものとは思わなかった。
例えどんな体勢だろうと関節技を極めてくる。
しかも常に数手先を読んでくる。
以前ハンと話した時、キャッチはチェスのようなものと言っていたが、まさしくその通りの
恐るべき指し手だった。
今回の敗北は色々と考えさせられた。
関節技対策についても、もっと考えないといけないし、関節技を得意とする選手に対する
攻撃についても、色々と考えないといけないな。
負けた事は悔しいが得た物もたくさんあった試合だった。
今回は私の負け、しかし次に戦う時は…。

ああ、桜井か。何て顔をしているんだ。まるで自分が負けたかのようじゃないか。
負けたのは私なのに。


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