今回は帝国側のお話でした。
中央からセルベリアの部下として配属されてきたカール・オザ・ヴァルド少尉。
いかにもボンボンといった感じの青年ですね。
マクシミリアンがガリア進行に遅れが出ている事について皇帝からの事情聴取の為に
本国に戻る事に。
グレゴールとイェーガーの元にも中央から部下が配属されていましたが、
監視役ということですね。
マクシミリアンが本国に戻っている間はセルベリアが指揮官に。
普通に考えたらグレゴールがその役に付きそうなもんですけどね。
階級的にも経験的にも。
セルベリアは戦闘能力は高いですが指揮官としても優秀なんでしょうか。
大佐なんだから高いとは思うんですが、この作品ではあまり当てに出来ない気が…。
カールの様子からするとセルベリアが”蒼き魔女”と呼ばれている理由を知っている人は
殆どいなさそうですね。
ヴァルキュリア人の血を引いているなんて大っぴらにすることじゃないですしね。
人体実験とかされそうですし。
イェーガー「とりあえず任された以上、自分の思うように動けばいい」イェーガーは、暗にマクシミリアンを追えといっているんですよね、これは。
帝国の民衆に対する演説の「立て、国民よ!」でギレンの演説を思い出しましたよ。
「レギンレイヴ」と帝国民が叫んでいるところも「デギン」と聞こえてしまったり(苦笑)
皇帝と皇太子が初登場。皇帝はさすがにシャルル程のインパクトはないな。
この二人の姿は似ていますね。マクシミリアンは母親似なんでしょうか。
皇太子の取り巻きの面々は何か無能っぽい気が…。
ダモン将軍と同じ臭いがしますよ。
この皇太子もなぁ……。マクシミリアンより能力はかなり下っぽい。
庶子であり準皇太子であるマクシミリアンのことは当然警戒していますが。
皇太子「やれやれ、私は聞いておらんぞ」悪い顔してるよ(笑)
カールは中央から出世を餌にセルベリアをマクシミリアンを近づけさせないという任務を
与えられていました。
マクシミリアンの元に向かおうとするセルベリアの足止めに成功したカールですが
そこでお役目御免。消されそうになります。
カールを殺そうとした特徴の無い顔の警備員。カールの見張り役だろうと思っていましたが
用済みとなったカールを処分する暗殺者でもありました。
カールのような役割の人は消されるとは思っていましたが、予想より行動が早かったです。
マクシミリアンを確実に消せるという自信があったからなんでしょうけど。
「エリート軍人が地方に左遷されて自殺するなどよくあることです」カールの危機を救ったのはセルベリア。強えぇ!
カールは助かりましたがグレゴールとイェーガーを監視していた部下はどうなったんだろう。
セルベリアの過去がちょっと出ていましたが、帰るところの無い行き場をなくしたセルベリアに
マクシミリアンが手を差し伸べ助けたから絶対の忠誠を誓うようになったのかな。
セルベリア、イェーガー、カールはマクシミリアン救出に向かいますが、そのマクシミリアンは
正に暗殺者に襲われている真っ最中。
護衛の近衛兵は暗殺者一派では無かったんですね。
マクシミリアンを守ろうと必死に戦いますが次々と散っていきます。
それでも大分粘ったみたいですけどね。
襲撃現場に辿り着いたセルベリア達。ここからはセルベリアの独壇場。
門を剣圧で吹き飛ばし銃弾を左右に動いて回避し次々と相手を倒していきます。
まるでスザクですね。
セルベリアの動きに合わせて残る赤い瞳の残光がヒヌマボークを彷彿させました。
そして得意の銃弾叩き斬り、青いオーラに包まれヴァルキュリア人の力を解放し
やりたい放題、暗殺者達を次々と倒していく姿はまさしく戦女神。
マクシミリアンの下に辿り着いたセルベリアですが、その時既にマクシミリアンは
自分を襲ってきた暗殺者達を倒していました。
ルルーシュと違って個人戦闘能力も高いんですね。
イェーガーは何もしませんでしたが、何しに来たんだよ(笑)
何かあった時はフォローするつもりだったんでしょうけど、今回はイェーガーが直接戦うまでも
無かったということで。
カールはいい意味で開き直りましたね。
皇帝はマクシミリアンの戦果しだいでいつでも部隊を縮小する準備があると言っていましたが
帝国軍ってそんなに人材が豊富なんでしょうか?
今回を見た限りではマクシミリアン達以外では大した事なさそうな気がするんですが。
そういう意味ではガリアといい勝負ですね。
マクシミリアンが庶子ということで皇太子一派は「穢れた血」とマクシミリアンを蔑んで
いましたが、能力的にはマクシミリアンの方が圧倒していますね。
カールは親孝行息子という感じですが、ひょっとして父親はもう他界しているんでしょうか。
手紙が母親宛ばかりだったので。
車の整備もしていましたが少尉なんですよね?
階級についてはやっぱり深く考えないほうがよさそうです。
《次回予告》
こんにちは。オスカー・ベイラートです。同じくエミール・ベイラート。
ちなみにオスカーが兄で僕が弟です。
エミールは体が弱いのによく頑張っているよな。
へへっ。兄さんの邪魔だけはしたくないから。
俺が守ってやるからな。僕だって兄さんを守るよ。
次回、戦場のヴァルキュリア 第10章 「吹雪の夜」。
以心伝心、双子パワーで敵を討つ。
ベイラート兄弟ここにあり!
次回予告のイサラの表情が気になりますね。
- 関連記事
-
スポンサーサイト