明日の準備に大忙し

「ただいま、なのです」

「これはどこに置いておけばいいんだ？」

「あ、そちらに置いて置いてください」

「しかしこうやって見ると凄い量だな」

目の前には大量のカレーの為の材料が。

「そりゃ、祐希子さんのお誕生日会用ですから」

「ひな祭りも兼ねているんですけどね」

「ひな祭りというよりカレー祭りな感じですよね」

「これだけあっても食べ尽くすんだろうなぁ」

「残すということはないかと思いますけど」

「むしろ足りるかどうかを心配した方がいいような…」

「う～ん、なにかイヤな予感がするのですよ」

「不吉な事言わない！」

「…何にせよ料理担当として頼むぞ」

「はい！」

「任せてください」

明日はマイティ祐希子の誕生日です。