事件そのものはアッサリと解決しましたね。
アッサリしすぎとも言えますが。
アケチの過去話の方がメインでしたし。
ユートピアを作る妄念に取り憑かれた男たちは無残に 殺されました。 それは誰の復讐だったのでしょうか? アケチとコバヤシの推理により、パノラマ島に隠された 恐るべき殺人計画が明かされるのです。 その真実はあまりに,惨く、怒りと悲しみの連鎖は無限に 続きます。 だから二十面相は生まれ続ける。 無限連鎖の檻の中で、焦燥したアケチはコバヤシに 自分の過去を明かします。 3年前、彼と彼の友人に起きたとある出来事を。 今日に至る全ての始まりを。 始めて語られるアケチの過去に、コバヤシ少年とハシバ君は どう向き合うのでしょうか? ↓画像クリックで『
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マネキン群に対するコバヤシとハシバの反応の差。
やっぱりコバヤシはいかれていますね。
鋼材の脆さを指摘するアケチですが、脆すぎやしませんか。
そこまで脆いとここまで組めない気がするのですが。
全てのマネキンのモデルはヒガシコウジなのか。
エロっ!
そしてキモいよ。
そりゃ嫌で耐え難い苦しみだったというのも頷けるわ。
ヒガシコウジによる自白、早いですね。
一日20時間以上の超過勤務。
職場とあばら家同然の寮だけの生活って、体が丈夫な人でも
耐えられんでしょ。
殺されたコモダとヒトミ、人間の屑ですね。
自分の体を売ってまでして待遇改善を試みたヒガシコウジですが
約束は果たされず、それどころか自分をモデルにしたマネキン群が
展示され……、そりゃ耐えられんわな。
しかしトリックといい、アッサリ解決したことといいこれまでと比べ
随分と物足りない事件でしたね。
ハシバはホント、面倒見がいいですね。
コバヤシに惚れてるんじゃないかと思うぐらいに(笑)
ハシバはともかく、コバヤシはハシバのどこに興味を持って色が付くように
なったのかは気になります。
過去に付いて語りだすアケチ。
喧嘩する相手いたんですか?って何気にコバヤシが酷いこと言ってる(笑)
アケチにとってただ一度の喧嘩相手だったのは初代二十面相のナミコシ。
頭脳面ではアケチと同等の天才ですか。
違うのはアケチは喧嘩も強かったが、ナミコシはいじめられていたし
喧嘩は苦手なタイプだったんですね。
二人の数式から生み出されたのが怪人二十面相。
アケチは数式の致命的な欠点を発見していたが、ナミコシは
悪を倒す正義の怪人としてプログラムを実行した……。
二人の友情の結果、生み出された存在を示したかったと
いうのもあるんでしょうね。
失敗でないことを示そうとしたナミコシはアケチが見ている前で新宿で
焼身自殺を!
どんな心境だったんでしょうね。
アケチが二十面相事件に関わり続けるのは罪滅ぼしですか。
二十面相の正体はそれぞれが抱える心の闇であり、正義の心でもある。
心の連鎖、いずれアケチも二十面相になってしまったりするのでしょうか。
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