新世界より 第4話 「血塗られた歴史」 感想
一気に物語が動き出しましたね。
どんどん面白くなってくるなぁ。
夏季キャンプに出掛けた早季たちは、霞ヶ浦のさらに奥の山中で、
悪魔のミノシロと恐れられる未確認生物・ミノシロモドキと遭遇する。
しかしそれは、生き物ではなく、自らを“図書館”と名乗る旧時代の
遺物だった。
早季たちは戸惑いながらも、現在では閲覧が禁止されている書物を
網羅しているその情報端末から、“悪鬼”や“業魔”の本当の意味を
引き出す。
そこには、人類がたどってきた血塗られた歴史が刻み込まれていた。
ミノシロモドキが語るあまりにも凄惨な歴史におののく一同。
それでも瞬は、自分たちの今の社会がどうやって形作られてきたのか、
聞かずにはいられなかった。
そして、その歴史が明らかになるにつれ、自分たちの社会がいかに
歪んだものであるかに気づいていく。
だが次の瞬間、早季たちの目の前で思わぬことが起こり、5人は突如として
命の危機にさらされることに。
新世界より 公式サイト
どんどん面白くなってくるなぁ。
夏季キャンプに出掛けた早季たちは、霞ヶ浦のさらに奥の山中で、
悪魔のミノシロと恐れられる未確認生物・ミノシロモドキと遭遇する。
しかしそれは、生き物ではなく、自らを“図書館”と名乗る旧時代の
遺物だった。
早季たちは戸惑いながらも、現在では閲覧が禁止されている書物を
網羅しているその情報端末から、“悪鬼”や“業魔”の本当の意味を
引き出す。
そこには、人類がたどってきた血塗られた歴史が刻み込まれていた。
ミノシロモドキが語るあまりにも凄惨な歴史におののく一同。
それでも瞬は、自分たちの今の社会がどうやって形作られてきたのか、
聞かずにはいられなかった。
そして、その歴史が明らかになるにつれ、自分たちの社会がいかに
歪んだものであるかに気づいていく。
だが次の瞬間、早季たちの目の前で思わぬことが起こり、5人は突如として
命の危機にさらされることに。
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![]() | 新世界より 下 (2008/01/24) 貴志 祐介 商品詳細を見る |
悪鬼、そして業魔が本当にいるのかをミノシロモドキに尋ねる早季。
検索には利用者登録が必要と聞いて、脅迫しだしましたよ!
書類による手続きは省略されましたって、おい!いいのかよ!
意外と俗っぽい性格をしてますね、ミノシロモドキ(笑)
ため息をついていた瞬ですが、勢い込んで質問をしましたね。
瞬も悪鬼や業魔について気になってたんだ。
悪鬼は、ラーマン・クロギウス症候群、別名鶏小屋の狐
(フォックス・イン・ザ・ヘンハウス)症候群に該当、
業魔は、橋本・アッペルバウム症候群の重篤期患者に該当する俗称って、
つまりどちらも病気ということですか。
サイコキネシスが科学によって照らし出されたのは2011年って
去年ですか。
そして次々と能力が覚醒するものが出てきて最終的には世界人口の
0.3%に達した。
0.3%という数字だけを見ると少なく感じるかもしれませんが、世界人口を
70億人とすると2100万人にもなりますからね。
たった0.3%ではなく0.3%も、ですね。
少年Aが起こした事件って1話冒頭のアレかな。
PKを使って鍵を開け侵入、19人の女性に暴行を加え、その内17人を
殺した酷い話ですね。
まぁ、現実でもそんな風にやらかしちゃう奴はいますが。
人間が人間を殺したということにショックを受ける覚。
作品内では少なくとも表向きは人殺しは存在しない世界ということに
なってるっぽいですね。
Aの事件後にも次々と起こった事件、こっちが1話冒頭のアレでしたか。
更にPKを使った無差別テロも起こるようになり、戦いの時代になり
能力者のPKは強力になり、人口は大幅に減少し最盛期の2%ちょいに
なったって、現在の世界人口が70億人だから、1億4000万人にまで
減っちゃったのか。
超能力があっても現在科学技術なら対抗できる気もしますけどね。
一般人には無理かもしれませんが軍隊なら。
科学技術なら対抗できても、それを全員が使えるわけじゃないというのも
大きかったんでしょうね
一般人が武装しているわけじゃないですし、それなら戦える人数は能力者の方が
多く、PKの能力も強力になっていたからということなんでしょうか。
人間は4種類に分類されていた。
1.PK能力者が一般人を支配する奴隷王朝
2.奴隷王朝から逃れていた非能力者の狩猟民
3.PKにより襲撃と殺戮を繰り返していた略奪者
4.細々と科学技術文明を伝承していた集団
19あった奴隷王朝の内、日本には4つあったって多いですね。
ミノシロモドキの記憶にあるのは桜王朝のみって2話冒頭のですね。
三日三晩喝采が鳴りやまなかったって、止めたら殺されちゃいますからね。
後継者が先王を殺すのが通例になったって戦国時代よりも酷いな。
今の社会がどうやってできたのかを尋ねる瞬。
500年前にPK能力者が途絶えたって、3話冒頭で襲撃者が言っていた
言葉の意味はそういうことですか。
科学文明継承者が立ちあがったって、対人攻撃を防ぐための教育、
心理学的手法により問題のある生徒はほぼ100%事前に抽出できるって
やっぱり麗子や学は間引かれていたんですね。
更に人間社会もボノボ型の愛の社会へと作り変えることが急務って
そうすると今までの行為のいくつかも見事に当てはまりますね。
人間の遺伝子を組み替え、そして暗示、思い当たる節が次々と。
今の社会のシステムは悪鬼と業魔を防ぐことだけが目的のように
感じられるって、実際そうなんでしょうね。
それだけ悪鬼と業魔が脅威なんでしょう。
燃え上がるミノシロモドキ。
この時に出てきた赤ちゃんを抱いていた女性は誰なのかな。
呪力でミノシロモドキを焼いたのは清浄寺のお坊さんの離塵。
夏季キャンプ中、ついここまで来てしまったと答えた瞬ですが、
その答えはヤバイんじゃないかな。
これから清浄寺に来てもらい無瞋上人の沙汰を貰うって、
間引かれるのか記憶操作をされるのか。
どちらにしても無事に帰してはもらえないでしょうね。
ミノシロモドキが言ったことは全部嘘だったのか尋ねる瞬。
その質問はNGだろ!
早季たちの呪力を封じる離塵。
これも暗示によるものなんでしょうね。
離塵の様子がおかしいことに気付いた瞬。
ミノシロモドキが見せたあの映像って所為ですか。
赤ん坊を抱いた女性を攻撃したんですからね。
そりゃ効果も大きいか。
一同の前に現れたバケネズミ。
態度がでかいって早季達の呪力が封じられていることに気付いてと
いうことなのかな。
バケネズミを瞬殺した離塵、大した能力者ですね。
そして……守を囮に使うのかよ!
斥候役にしても守は人選ミスなんじゃないかな。
一番害が無いとの判断なのでしょうね。
まるでモーゼのように地面を割った離塵、凄い呪力ですね。
目の前に外来種のバケネズミの群れが現れましたが、これは早季達の
呪力を返した方がいいんじゃないの。
このままだと数の暴力でやられそう。
離塵もミノシロモドキの呪いの所為で万全じゃないんだし。
そう思ったのですが、圧倒的な強さでしたね。
ここまで強力なら、そりゃ過去に圧倒したわけだ。
しかし愧死機構によって苦しむ離塵。
そこにバケネズミの死体の下から風船犬が!
風船犬って本当にいたの!?
これも遺伝子操作された生物の成れの果てなのかな。
次回 第5話「逃亡の熱帯夜」

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第1話 「若葉の季節」 感想
第2話 「消えゆく子ら」 感想
第3話 「ミノシロモドキ」 感想
検索には利用者登録が必要と聞いて、脅迫しだしましたよ!
書類による手続きは省略されましたって、おい!いいのかよ!
意外と俗っぽい性格をしてますね、ミノシロモドキ(笑)
ため息をついていた瞬ですが、勢い込んで質問をしましたね。
瞬も悪鬼や業魔について気になってたんだ。
悪鬼は、ラーマン・クロギウス症候群、別名鶏小屋の狐
(フォックス・イン・ザ・ヘンハウス)症候群に該当、
業魔は、橋本・アッペルバウム症候群の重篤期患者に該当する俗称って、
つまりどちらも病気ということですか。
サイコキネシスが科学によって照らし出されたのは2011年って
去年ですか。
そして次々と能力が覚醒するものが出てきて最終的には世界人口の
0.3%に達した。
0.3%という数字だけを見ると少なく感じるかもしれませんが、世界人口を
70億人とすると2100万人にもなりますからね。
たった0.3%ではなく0.3%も、ですね。
少年Aが起こした事件って1話冒頭のアレかな。
PKを使って鍵を開け侵入、19人の女性に暴行を加え、その内17人を
殺した酷い話ですね。
まぁ、現実でもそんな風にやらかしちゃう奴はいますが。
人間が人間を殺したということにショックを受ける覚。
作品内では少なくとも表向きは人殺しは存在しない世界ということに
なってるっぽいですね。
Aの事件後にも次々と起こった事件、こっちが1話冒頭のアレでしたか。
更にPKを使った無差別テロも起こるようになり、戦いの時代になり
能力者のPKは強力になり、人口は大幅に減少し最盛期の2%ちょいに
なったって、現在の世界人口が70億人だから、1億4000万人にまで
減っちゃったのか。
超能力があっても現在科学技術なら対抗できる気もしますけどね。
一般人には無理かもしれませんが軍隊なら。
科学技術なら対抗できても、それを全員が使えるわけじゃないというのも
大きかったんでしょうね
一般人が武装しているわけじゃないですし、それなら戦える人数は能力者の方が
多く、PKの能力も強力になっていたからということなんでしょうか。
人間は4種類に分類されていた。
1.PK能力者が一般人を支配する奴隷王朝
2.奴隷王朝から逃れていた非能力者の狩猟民
3.PKにより襲撃と殺戮を繰り返していた略奪者
4.細々と科学技術文明を伝承していた集団
19あった奴隷王朝の内、日本には4つあったって多いですね。
ミノシロモドキの記憶にあるのは桜王朝のみって2話冒頭のですね。
三日三晩喝采が鳴りやまなかったって、止めたら殺されちゃいますからね。
後継者が先王を殺すのが通例になったって戦国時代よりも酷いな。
今の社会がどうやってできたのかを尋ねる瞬。
500年前にPK能力者が途絶えたって、3話冒頭で襲撃者が言っていた
言葉の意味はそういうことですか。
科学文明継承者が立ちあがったって、対人攻撃を防ぐための教育、
心理学的手法により問題のある生徒はほぼ100%事前に抽出できるって
やっぱり麗子や学は間引かれていたんですね。
更に人間社会もボノボ型の愛の社会へと作り変えることが急務って
そうすると今までの行為のいくつかも見事に当てはまりますね。
人間の遺伝子を組み替え、そして暗示、思い当たる節が次々と。
今の社会のシステムは悪鬼と業魔を防ぐことだけが目的のように
感じられるって、実際そうなんでしょうね。
それだけ悪鬼と業魔が脅威なんでしょう。
燃え上がるミノシロモドキ。
この時に出てきた赤ちゃんを抱いていた女性は誰なのかな。
呪力でミノシロモドキを焼いたのは清浄寺のお坊さんの離塵。
夏季キャンプ中、ついここまで来てしまったと答えた瞬ですが、
その答えはヤバイんじゃないかな。
これから清浄寺に来てもらい無瞋上人の沙汰を貰うって、
間引かれるのか記憶操作をされるのか。
どちらにしても無事に帰してはもらえないでしょうね。
ミノシロモドキが言ったことは全部嘘だったのか尋ねる瞬。
その質問はNGだろ!
早季たちの呪力を封じる離塵。
これも暗示によるものなんでしょうね。
離塵の様子がおかしいことに気付いた瞬。
ミノシロモドキが見せたあの映像って所為ですか。
赤ん坊を抱いた女性を攻撃したんですからね。
そりゃ効果も大きいか。
一同の前に現れたバケネズミ。
態度がでかいって早季達の呪力が封じられていることに気付いてと
いうことなのかな。
バケネズミを瞬殺した離塵、大した能力者ですね。
そして……守を囮に使うのかよ!
斥候役にしても守は人選ミスなんじゃないかな。
一番害が無いとの判断なのでしょうね。
まるでモーゼのように地面を割った離塵、凄い呪力ですね。
目の前に外来種のバケネズミの群れが現れましたが、これは早季達の
呪力を返した方がいいんじゃないの。
このままだと数の暴力でやられそう。
離塵もミノシロモドキの呪いの所為で万全じゃないんだし。
そう思ったのですが、圧倒的な強さでしたね。
ここまで強力なら、そりゃ過去に圧倒したわけだ。
しかし愧死機構によって苦しむ離塵。
そこにバケネズミの死体の下から風船犬が!
風船犬って本当にいたの!?
これも遺伝子操作された生物の成れの果てなのかな。
次回 第5話「逃亡の熱帯夜」

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第1話 「若葉の季節」 感想
第2話 「消えゆく子ら」 感想
第3話 「ミノシロモドキ」 感想
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