機動戦士ガンダムAGE 第49話(最終回) 「長き旅の終わり」 感想
随分と酷い最終回でしたね。
全49話中、屈指の酷いエピソードでしたよ。
結局、ガンダムを3世代に渡って描いて行くという構想を立てたのはいいけど
実際アニメにすると全然時間足りなくなって、この最終回となったんでしょうね。
あれもこれも盛り込みすぎて次々にシナリオをこなさないといけない脚本に
なってしまい、尺の使い方が下手なこともあってこんな詰め込んだ展開に。
色々と勿体ないなぁ。
宇宙要塞ラ・グラミスでの戦いは最終局面となる。
連邦とヴェイガンは、共に大きな被害を受けるものの退かず、
戦況はさらに激しさを増していく。
イゼルカントのDNAを受け継ぐ、謎のパイロット『ゼラ』。
恐るべき機動力を持つ怪物モビルスーツ『シド』の登場。
長い戦いの果てに、フリット、アセム、キオ、そして、イゼルカントは、
どのような結末を迎えるのか?
機動戦士ガンダムAGE 公式サイト
全49話中、屈指の酷いエピソードでしたよ。
結局、ガンダムを3世代に渡って描いて行くという構想を立てたのはいいけど
実際アニメにすると全然時間足りなくなって、この最終回となったんでしょうね。
あれもこれも盛り込みすぎて次々にシナリオをこなさないといけない脚本に
なってしまい、尺の使い方が下手なこともあってこんな詰め込んだ展開に。
色々と勿体ないなぁ。
宇宙要塞ラ・グラミスでの戦いは最終局面となる。
連邦とヴェイガンは、共に大きな被害を受けるものの退かず、
戦況はさらに激しさを増していく。
イゼルカントのDNAを受け継ぐ、謎のパイロット『ゼラ』。
恐るべき機動力を持つ怪物モビルスーツ『シド』の登場。
長い戦いの果てに、フリット、アセム、キオ、そして、イゼルカントは、
どのような結末を迎えるのか?
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ゼハート戦死の知らせを受けてゼラ・ギンスの出撃を決めたファルク。
この状況で総司令が前線に出撃して死亡って、そりゃ嘆きたくもなりますよね。
ヴェイガンギアというネーミングセンスは、ジオングのオマージュですか。
最終回の今回もOPがありましたが、そんな余裕があるとは思えないのですが。
このOPは好きですけど、明らかに尺が足りないですよね。
ゼハートの想いも背負い、前に進むことを決意したアセム。
アセムはいろんな意味で強くなりましたよね。
主人公っぽいですよ。
第2部の主人公であり、第4部は3世代編なので、主人公でも間違いは
ないんですけどね。
ゼハートがいなくなってもヴェイガンの指揮系統が乱れていませんね。
ファルクは意外と優秀なのかな。
ラ・グラミスの司令官を任されていたぐらいですからね。
ディーヴァクルーが海賊船を乗っ取りましたよ!
こういう展開は、ディーヴァクルーが優秀だという描写があれば
納得できるのですが、そんな描写なかったですからね。
海賊船のクルーの方が、優秀に思えるのですが。
イゼルカントとテレパシーで会話するキオ。
Xラウンダーって便利ですね(笑)
ガンダム3機に押されていたヴェイガンギア、シドに食われましたよ!
ヴェイガンギアとシドが合体してヴェイガンギア・シドに……、
アストラナガンの出来損ないみたいな感じですね。
これって尺が足りないから、無理やり一緒に片付けるということですか。
暴走するゼラ。
ヴェイガンギアは踏んだり蹴ったりですね。
プラズマダイバーミサイルを装備して再出撃するフリット。
民間人含めてヴェイガンは皆殺しですか。
ブレないですね。
プラズマダイバーミサイルってMS単機で運用できる武器だったんだ。
フリットを止めに入るキオとアセム、家族会議ですね。
戦場のど真ん中で悠長ですね、アスノ家の面々。
回想シーンで少年フリットの前に現れたユリン。
結局はユリンなんですね。
エミリーの立場、無いですよね。
立場だけでなく出番も無いですが。
真・主人公はフリットであり、真・ヒロインはユリンだったなぁ。
ユリンに、そしてその他の面々に許されたことで改心しちゃったフリット。
折れちゃいましたか。
最後の最後で信条を曲げてしまったのは残念。
フリットは最後までブレずにいてほしかったですね。
ユリンで本格的に開戦してユリンで終戦となるわけですか。
セカンドムーンからラ・グラミスを切り離そうとするキオ達。
FXはいつの間にかスタングルライフルを装備してますよ!(笑)
連邦軍及びヴェイガンに対するフリットの演説。
どこかで聞いたような演説だと思ったら『マクロス』の演説とほとんど同じですね。
協力する連邦軍とヴェイガン、こういう展開にするのならヴェイガン側の
主要キャラも残しておけばいいのに。
それにこんな簡単に説得できるのなら、ここまで戦争が長引くことも
なかったんじゃないの。
双方の確執が簡単に解消されすぎですよ。
FXに対し、新しい武器のダイダルバズーカを送るウットビット。
何でFX用の武器が海賊船にあるの?
ディーヴァから持ち出す余裕なんてなかったですよね。
あらかじめ海賊船に積んであったというのも不自然ですし。
ヴェイガンギア・シドに命中させることができないキオ。
通路の中を追っているときに撃てば、命中して倒せていたんじゃないのかな。
そこで撃たないものだから、広い空間に出た際に、アッサリと破壊されて
しまいましたよ。
ダイダルバズーカとは何だったのか(笑)
ゼラ・ギンスってある意味、この作品最大の犠牲者ですよね。
戦うために目覚めさせられたのに、早々に敵味方から狙われて……。
登場して敵味方から撃たれはじめるラスボスは中々いませんよ。
ヴェイガンのMSから撃たれた際の表情が、何とも憐れですよ。
集団いじめにあい、フルボッコされるヴェイガンギア・シド。
最後は、FXバーストモードで撃ち貫かれ終了。
あれだけ不殺を貫いていたキオも最後の最期で殺っちゃったかと思いきや
ゼラを助けていました。
あの状況でどうやって助けたんだよ!
孫自慢をするフリット。
爺バカとして、これは分からんでもない(笑)
FXは武装こそ破壊されたものの本体は無傷ですか。
完全無傷だったストライクフリーダムに比べれば破損しているとはいえ
もっと苦戦しても良かったんじゃないかな。
EDではFXはボロボロなのに。
レギルスのレギルスコアに続きFXのコアファイター設定も活かされない
ままでしたね。
キオに全てを託し逝ったイゼルカント。
今までイゼルカントを信じて戦って散っていったゼハートや兵士たちの
立場が無いよなぁ。
ゼラにしても別にいらない存在だったような。
ガンダム史上最弱のラスボスになっただけですよ。
これならイゼルカントが瀕死の状況ながら戦っていた方がスッキリとした
構図になっていたかも。
そしてキオの胸の中で息絶えた方が絵になったんじゃないかな。
ゼラを出すのなら、勝手な都合でクローンとして無理矢理生を与えられ、
計画遂行のための司令を遂行していただけなのに、事情が変わっただけで
敵からも味方からも攻撃される哀しさ、そしてキオがそういうのを含めて
救うということをもっと巧く描けていたら、こういう流れでもよかったとは
思いますけどね。
AGEシステムとEXA-DBの情報を集約しマーズレイを無効化する
イヴァース・システムを開発したことで火星圏が安全に住めるようになり
根本的問題も解決って、重要な部分をナレで済ませるなよ!
100年戦争の残り37年の帳尻を無理やり合わせてきましたね(笑)
マーズレイの解決にAGEシステムを使うというのは予想していたけど
この展開は酷いですよ。
Cパートは、その37年後の時代ですか。
フリットは英雄としてガンダム記念館の前に銅像が建てられていますよ!(笑)
あれで英雄扱いですか。
流石は主人公ですね(笑)
キオがルウの墓を建てる場面があるのかと思いきやフリットの
銅像エンドって……。
フリットが『AGE』をつまらなくした原因であると同時に面白くしていた部分の
最大の要員だった気もしますね。
描かれていた絵を見ると、アセムは髪形を元に戻したんですね。
第3部のヒロインのウェンディが描かれていませんが、これは戦争終了時の
アセム家を描いたもので、ウェンディはまだ嫁いでいないということで
ハブられているんでしょうね。
空気ヒロインだったので、いなくても支障はありませんが。
この作品のヒロインは産む機械扱い、その役割が無いウェンディは
存在意義すらない空気扱い。
もっとヒロインの扱いをよくしてほしかったですよ。
『AGE』は、それなりに良いキャラはいたのですが、どれも脚本で全く活かされず
残念なことになっていった感じですね。
深く掘り下げずに次々と使い捨てられていって……。
実に勿体ない。
シナリオが残念でも戦闘シーンを派手に格好良く決めていれば関連商品は
売れるものですが、残念ながら棒立ち戦闘シーンが多く、プラモの売り上げは
販売予想を大きく下回り、小売泣かせ、問屋泣かせと嘆かれるように。
プラモの出来は、かなりいいだけにここでも勿体ないことに。
48話でのジェノアスOカスタムの戦闘シーンのように、戦闘シーンが良かった時も
あるのですが、残念なことの方が遥かに多かったですからね。
スタッフのインタビューで第1部は意図的に大人しくしたとありましたが、
最初からもっと気合を入れて作っていれば……。
AGEの問題点は、"できることをしない"、この一言に尽きるんですよね。
いい伏線もあったのに、その尽くを薄っぺらく雑に投げ捨ててしまった。
素材はいいのに適当な調理方法で駄作にしてしまいました。
AGEシステムにしてもガンダムをまめにパワーアップしていけば、AGEシステムによる
戦闘経験の蓄積が表現できて良かったかと思うのですが。
ゲームだと色々なウェアが登場しているみたいですし。
想定していたメインターゲットの子供を取り込めなかった時点でこの作品の
企画の存在意義が消滅しちゃってるんですよね。
子供向けにするか既存ファン向けにするか中途半端になってしまって
両方とも離れてしまうという残念なことになってしまった。
いっそのこと『Gガンダム』ばりに既存のガンダムをぶち壊す感じで
もっとスーパーロボットっぽくした方が良かったかもしれませんね。
本当に色々と残念で勿体ない作品でした。
何はともあれ、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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第1話 「救世主ガンダム」 感想
第2話 「AGEの力」 感想
第3話 「ゆがむコロニー」 感想
第4話 「白い狼」 感想
第5話 「魔少年」 感想
第6話 「ファーデーンの光と影」 感想
第7話 「進化するガンダム」 感想
第8話 「決死の共同戦線」 感想
第9話 「秘密のモビルスーツ」 感想
第10話 「激戦の日」 感想
第11話 「ミンスリーの再会」 感想
第12話 「反逆者たちの船出」 感想
第13話 「宇宙要塞アンバット」 感想
第14話 「悲しみの閃光」 感想
第15話 「その涙、宇宙に落ちて」 感想
第16話 「馬小屋のガンダム」 感想
第17話 「友情と恋とモビルスーツ」 感想
第18話 「卒業式の戦闘」 感想
第19話 「アセムの旅立ち」 感想
第20話 「赤いモビルスーツ」 感想
第21話 「立ちはだかる幻影」 感想
第22話 「ビッグリング絶対防衛線」 感想
第23話 「疑惑のコロニー」 感想
第24話 「Xラウンダー」 感想
第25話 「恐怖のミューセル」 感想
第26話 「地球 それはエデン」 感想
第27話 「赤い夕陽を見た」 感想
第28話 「地球圏の動乱」 感想
第29話 「じいちゃんのガンダム」 感想
第30話 「戦場になる街」 感想
第31話 「戦慄 砂漠の亡霊」 感想
第32話 「裏切り者」 感想
第33話 「大地に吠える」 感想
第34話 「宇宙海賊ビシディアン」 感想
第36話 「呪われし秘宝」 感想
第36話 「奪われるガンダム」 感想
第37話 「ヴェイガンの世界」 感想
第38話 「逃亡者キオ」 感想
第39話 「新世界の扉」 感想
第40話 「キオの決意 ガンダムと共に」 感想
第41話 「華麗なフラム」 感想
第42話 「ジラード・スプリガン」 感想
第43話 「壮絶 トリプルガンダム」 感想
第44話 「別れゆく道」 感想
第45話 「破壊者シド」 感想
第46話 「宇宙要塞ラ・グラミス」 感想
第47話 「青い星 散りゆく命」 感想
第48話 「絶望の煌めき」 感想
この状況で総司令が前線に出撃して死亡って、そりゃ嘆きたくもなりますよね。
ヴェイガンギアというネーミングセンスは、ジオングのオマージュですか。
最終回の今回もOPがありましたが、そんな余裕があるとは思えないのですが。
このOPは好きですけど、明らかに尺が足りないですよね。
ゼハートの想いも背負い、前に進むことを決意したアセム。
アセムはいろんな意味で強くなりましたよね。
主人公っぽいですよ。
第2部の主人公であり、第4部は3世代編なので、主人公でも間違いは
ないんですけどね。
ゼハートがいなくなってもヴェイガンの指揮系統が乱れていませんね。
ファルクは意外と優秀なのかな。
ラ・グラミスの司令官を任されていたぐらいですからね。
ディーヴァクルーが海賊船を乗っ取りましたよ!
こういう展開は、ディーヴァクルーが優秀だという描写があれば
納得できるのですが、そんな描写なかったですからね。
海賊船のクルーの方が、優秀に思えるのですが。
イゼルカントとテレパシーで会話するキオ。
Xラウンダーって便利ですね(笑)
ガンダム3機に押されていたヴェイガンギア、シドに食われましたよ!
ヴェイガンギアとシドが合体してヴェイガンギア・シドに……、
アストラナガンの出来損ないみたいな感じですね。
これって尺が足りないから、無理やり一緒に片付けるということですか。
暴走するゼラ。
ヴェイガンギアは踏んだり蹴ったりですね。
プラズマダイバーミサイルを装備して再出撃するフリット。
民間人含めてヴェイガンは皆殺しですか。
ブレないですね。
プラズマダイバーミサイルってMS単機で運用できる武器だったんだ。
フリットを止めに入るキオとアセム、家族会議ですね。
戦場のど真ん中で悠長ですね、アスノ家の面々。
回想シーンで少年フリットの前に現れたユリン。
結局はユリンなんですね。
エミリーの立場、無いですよね。
立場だけでなく出番も無いですが。
真・主人公はフリットであり、真・ヒロインはユリンだったなぁ。
ユリンに、そしてその他の面々に許されたことで改心しちゃったフリット。
折れちゃいましたか。
最後の最後で信条を曲げてしまったのは残念。
フリットは最後までブレずにいてほしかったですね。
ユリンで本格的に開戦してユリンで終戦となるわけですか。
セカンドムーンからラ・グラミスを切り離そうとするキオ達。
FXはいつの間にかスタングルライフルを装備してますよ!(笑)
連邦軍及びヴェイガンに対するフリットの演説。
どこかで聞いたような演説だと思ったら『マクロス』の演説とほとんど同じですね。
協力する連邦軍とヴェイガン、こういう展開にするのならヴェイガン側の
主要キャラも残しておけばいいのに。
それにこんな簡単に説得できるのなら、ここまで戦争が長引くことも
なかったんじゃないの。
双方の確執が簡単に解消されすぎですよ。
FXに対し、新しい武器のダイダルバズーカを送るウットビット。
何でFX用の武器が海賊船にあるの?
ディーヴァから持ち出す余裕なんてなかったですよね。
あらかじめ海賊船に積んであったというのも不自然ですし。
ヴェイガンギア・シドに命中させることができないキオ。
通路の中を追っているときに撃てば、命中して倒せていたんじゃないのかな。
そこで撃たないものだから、広い空間に出た際に、アッサリと破壊されて
しまいましたよ。
ダイダルバズーカとは何だったのか(笑)
ゼラ・ギンスってある意味、この作品最大の犠牲者ですよね。
戦うために目覚めさせられたのに、早々に敵味方から狙われて……。
登場して敵味方から撃たれはじめるラスボスは中々いませんよ。
ヴェイガンのMSから撃たれた際の表情が、何とも憐れですよ。
集団いじめにあい、フルボッコされるヴェイガンギア・シド。
最後は、FXバーストモードで撃ち貫かれ終了。
あれだけ不殺を貫いていたキオも最後の最期で殺っちゃったかと思いきや
ゼラを助けていました。
あの状況でどうやって助けたんだよ!
孫自慢をするフリット。
爺バカとして、これは分からんでもない(笑)
FXは武装こそ破壊されたものの本体は無傷ですか。
完全無傷だったストライクフリーダムに比べれば破損しているとはいえ
もっと苦戦しても良かったんじゃないかな。
EDではFXはボロボロなのに。
レギルスのレギルスコアに続きFXのコアファイター設定も活かされない
ままでしたね。
キオに全てを託し逝ったイゼルカント。
今までイゼルカントを信じて戦って散っていったゼハートや兵士たちの
立場が無いよなぁ。
ゼラにしても別にいらない存在だったような。
ガンダム史上最弱のラスボスになっただけですよ。
これならイゼルカントが瀕死の状況ながら戦っていた方がスッキリとした
構図になっていたかも。
そしてキオの胸の中で息絶えた方が絵になったんじゃないかな。
ゼラを出すのなら、勝手な都合でクローンとして無理矢理生を与えられ、
計画遂行のための司令を遂行していただけなのに、事情が変わっただけで
敵からも味方からも攻撃される哀しさ、そしてキオがそういうのを含めて
救うということをもっと巧く描けていたら、こういう流れでもよかったとは
思いますけどね。
AGEシステムとEXA-DBの情報を集約しマーズレイを無効化する
イヴァース・システムを開発したことで火星圏が安全に住めるようになり
根本的問題も解決って、重要な部分をナレで済ませるなよ!
100年戦争の残り37年の帳尻を無理やり合わせてきましたね(笑)
マーズレイの解決にAGEシステムを使うというのは予想していたけど
この展開は酷いですよ。
Cパートは、その37年後の時代ですか。
フリットは英雄としてガンダム記念館の前に銅像が建てられていますよ!(笑)
あれで英雄扱いですか。
流石は主人公ですね(笑)
キオがルウの墓を建てる場面があるのかと思いきやフリットの
銅像エンドって……。
フリットが『AGE』をつまらなくした原因であると同時に面白くしていた部分の
最大の要員だった気もしますね。
描かれていた絵を見ると、アセムは髪形を元に戻したんですね。
第3部のヒロインのウェンディが描かれていませんが、これは戦争終了時の
アセム家を描いたもので、ウェンディはまだ嫁いでいないということで
ハブられているんでしょうね。
空気ヒロインだったので、いなくても支障はありませんが。
この作品のヒロインは産む機械扱い、その役割が無いウェンディは
存在意義すらない空気扱い。
もっとヒロインの扱いをよくしてほしかったですよ。
『AGE』は、それなりに良いキャラはいたのですが、どれも脚本で全く活かされず
残念なことになっていった感じですね。
深く掘り下げずに次々と使い捨てられていって……。
実に勿体ない。
シナリオが残念でも戦闘シーンを派手に格好良く決めていれば関連商品は
売れるものですが、残念ながら棒立ち戦闘シーンが多く、プラモの売り上げは
販売予想を大きく下回り、小売泣かせ、問屋泣かせと嘆かれるように。
プラモの出来は、かなりいいだけにここでも勿体ないことに。
48話でのジェノアスOカスタムの戦闘シーンのように、戦闘シーンが良かった時も
あるのですが、残念なことの方が遥かに多かったですからね。
スタッフのインタビューで第1部は意図的に大人しくしたとありましたが、
最初からもっと気合を入れて作っていれば……。
AGEの問題点は、"できることをしない"、この一言に尽きるんですよね。
いい伏線もあったのに、その尽くを薄っぺらく雑に投げ捨ててしまった。
素材はいいのに適当な調理方法で駄作にしてしまいました。
AGEシステムにしてもガンダムをまめにパワーアップしていけば、AGEシステムによる
戦闘経験の蓄積が表現できて良かったかと思うのですが。
ゲームだと色々なウェアが登場しているみたいですし。
想定していたメインターゲットの子供を取り込めなかった時点でこの作品の
企画の存在意義が消滅しちゃってるんですよね。
子供向けにするか既存ファン向けにするか中途半端になってしまって
両方とも離れてしまうという残念なことになってしまった。
いっそのこと『Gガンダム』ばりに既存のガンダムをぶち壊す感じで
もっとスーパーロボットっぽくした方が良かったかもしれませんね。
本当に色々と残念で勿体ない作品でした。
何はともあれ、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

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第1話 「救世主ガンダム」 感想
第2話 「AGEの力」 感想
第3話 「ゆがむコロニー」 感想
第4話 「白い狼」 感想
第5話 「魔少年」 感想
第6話 「ファーデーンの光と影」 感想
第7話 「進化するガンダム」 感想
第8話 「決死の共同戦線」 感想
第9話 「秘密のモビルスーツ」 感想
第10話 「激戦の日」 感想
第11話 「ミンスリーの再会」 感想
第12話 「反逆者たちの船出」 感想
第13話 「宇宙要塞アンバット」 感想
第14話 「悲しみの閃光」 感想
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第17話 「友情と恋とモビルスーツ」 感想
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第24話 「Xラウンダー」 感想
第25話 「恐怖のミューセル」 感想
第26話 「地球 それはエデン」 感想
第27話 「赤い夕陽を見た」 感想
第28話 「地球圏の動乱」 感想
第29話 「じいちゃんのガンダム」 感想
第30話 「戦場になる街」 感想
第31話 「戦慄 砂漠の亡霊」 感想
第32話 「裏切り者」 感想
第33話 「大地に吠える」 感想
第34話 「宇宙海賊ビシディアン」 感想
第36話 「呪われし秘宝」 感想
第36話 「奪われるガンダム」 感想
第37話 「ヴェイガンの世界」 感想
第38話 「逃亡者キオ」 感想
第39話 「新世界の扉」 感想
第40話 「キオの決意 ガンダムと共に」 感想
第41話 「華麗なフラム」 感想
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