“文学少女”と恋する挿話集(4) 感想
早いもので挿話集も今回で4巻目、そして短編最終巻でもあります。
今回の表紙は、中学生時代の美羽。
随分と色っぽく見えますね。
ビター&スイートな短編集第4弾!
「心葉先輩、大発見です~~!」文芸部に飛び込んできた菜乃の“発見”とは?
『“文学少女”見習いの、発見。』、部室にいつの間にか置かれていた薔薇の模様の指輪。
これは誰かから遠子へのプロポーズ!?
謎を探る遠子とそれに振り回される心葉だったが……
『“文学少女”と騒がしい恋人たち【ラヴアーズ】』ほか、甘くほろ苦いエピソードが満載!
美羽、ななせ、遠子の“その後”を描いた書き下ろしも収録の、物語を食べちゃうくらい愛する
“文学少女”の恋する挿話集第4弾!!
今回の表紙は、中学生時代の美羽。
随分と色っぽく見えますね。
ビター&スイートな短編集第4弾!
「心葉先輩、大発見です~~!」文芸部に飛び込んできた菜乃の“発見”とは?
『“文学少女”見習いの、発見。』、部室にいつの間にか置かれていた薔薇の模様の指輪。
これは誰かから遠子へのプロポーズ!?
謎を探る遠子とそれに振り回される心葉だったが……
『“文学少女”と騒がしい恋人たち【ラヴアーズ】』ほか、甘くほろ苦いエピソードが満載!
美羽、ななせ、遠子の“その後”を描いた書き下ろしも収録の、物語を食べちゃうくらい愛する
“文学少女”の恋する挿話集第4弾!!
![]() | “文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫) (2010/12/25) 野村 美月 商品詳細を見る |
今回の挿話集には、短編13話が収録されていますが、ギャグ調の面白い話から
微笑ましい話、そして切ない話まで色々と詰まっていて、とても楽しめました。
目次の後に遠子先輩の心葉に対する想いが語られ……。
そして始まった第1話が、菜乃の『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカムパネルラが
ホモだったという笑撃の一言だったのには、心葉じゃなくても目が点になりましたよ(笑)
ホモサピエンスをホモと略すな!(笑)
この話を含め、前半はギャグ調の話が多くなっていますね。
遠子先輩と心葉のいつもの風景を含めて。
オチが読みやすい話もありますが、そういう分かり易いシンプルな話も有っても
まあいいかと。
主要キャラの話の他にも、心葉の妹の舞花の話や、黒崎と姫倉先輩の娘・蛍の話が
入っていたのには、ビックリ。
舞花はちっちゃい妹という印象しかなかったので、成長した姿を見て、しみじみと
年月は経っているんだなぁと思いましたよ。
切ない感じが伝わってきて、今巻の中では上位に来る好きな話です。
主要キャラとしては、琴吹さんと美羽のその後が描かれていました。
琴吹さんの話は、本編長編の続き、"天使"の臣くんに会いにパリに行った時の話。
この話は良かったですね。
琴吹さんも、ようやく報われました。
これからも苦労しそうだけど、幸せになってほしいですね。
美羽の話は、芥川くんとお互い不器用ながらも、少しずつ近づいていく様が描かれています。
今回の中では、一番好きな話かも。
不器用な二人が、見ていてもどかしいというか、微笑ましいというか。
この二人の関係では、芥川くんも苦労しているかもしれないけど、美羽の方が
もっと苦労しそうな(笑)
最後の2話は、遠子先輩の心葉に対する想いが、ひしひしと伝わってきていいですね。
特に「シュークリームの秘密」は、流人に完全に同意。
遠子先輩が凄いイイです!
しかし今巻を読んでいて思ったのは、男性陣の恋愛方面の駄目さ加減でしょうか(笑)
頑張れ、男の子!
文学少女シリーズですが、次の『半熟作家と“文学少女”な編集者』で完結とのこと。
続きを早く見たいと思うけど、まだ終わって欲しくないなぁとも。
“文学少女”見習いの、初戀 感想
“文学少女”と恋する挿話集(2) 感想
“文学少女”見習いの、傷心 感想
“文学少女”と恋する挿話集(3) 感想

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微笑ましい話、そして切ない話まで色々と詰まっていて、とても楽しめました。
目次の後に遠子先輩の心葉に対する想いが語られ……。
そして始まった第1話が、菜乃の『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカムパネルラが
ホモだったという笑撃の一言だったのには、心葉じゃなくても目が点になりましたよ(笑)
ホモサピエンスをホモと略すな!(笑)
この話を含め、前半はギャグ調の話が多くなっていますね。
遠子先輩と心葉のいつもの風景を含めて。
オチが読みやすい話もありますが、そういう分かり易いシンプルな話も有っても
まあいいかと。
主要キャラの話の他にも、心葉の妹の舞花の話や、黒崎と姫倉先輩の娘・蛍の話が
入っていたのには、ビックリ。
舞花はちっちゃい妹という印象しかなかったので、成長した姿を見て、しみじみと
年月は経っているんだなぁと思いましたよ。
切ない感じが伝わってきて、今巻の中では上位に来る好きな話です。
主要キャラとしては、琴吹さんと美羽のその後が描かれていました。
琴吹さんの話は、本編長編の続き、"天使"の臣くんに会いにパリに行った時の話。
この話は良かったですね。
琴吹さんも、ようやく報われました。
これからも苦労しそうだけど、幸せになってほしいですね。
美羽の話は、芥川くんとお互い不器用ながらも、少しずつ近づいていく様が描かれています。
今回の中では、一番好きな話かも。
不器用な二人が、見ていてもどかしいというか、微笑ましいというか。
この二人の関係では、芥川くんも苦労しているかもしれないけど、美羽の方が
もっと苦労しそうな(笑)
最後の2話は、遠子先輩の心葉に対する想いが、ひしひしと伝わってきていいですね。
特に「シュークリームの秘密」は、流人に完全に同意。
遠子先輩が凄いイイです!
しかし今巻を読んでいて思ったのは、男性陣の恋愛方面の駄目さ加減でしょうか(笑)
頑張れ、男の子!
文学少女シリーズですが、次の『半熟作家と“文学少女”な編集者』で完結とのこと。
続きを早く見たいと思うけど、まだ終わって欲しくないなぁとも。
“文学少女”見習いの、初戀 感想
“文学少女”と恋する挿話集(2) 感想
“文学少女”見習いの、傷心 感想
“文学少女”と恋する挿話集(3) 感想

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