屍鬼 第21話 「第腐汰悼と悲屠話」 感想
静信の取った行動により、寺にいる家族が悲惨な事に……。
静信株は、株が下がる一方です。
地下に隠された小部屋で、沙子は眠りに堕ちていく。
静信の言葉に耳を傾けながら。
それは、罪と罰、区切るものと区切られるものの物語。
人は確実に屍鬼を追いつめている。
終焉の時が近づく。
屍鬼 公式サイト
静信株は、株が下がる一方です。
地下に隠された小部屋で、沙子は眠りに堕ちていく。
静信の言葉に耳を傾けながら。
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人は確実に屍鬼を追いつめている。
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運ばれてきた死体を並べていく女性陣。
まだ動いている屍鬼がいても平然と杭を打つって……あまりに多くの屍鬼を処理してきたので
感覚が麻痺してしまっているんでしょうね。
それでもこの状況で平然とお茶して食事出来るというのは……慣れって怖いですね。
野犬に襲われるやすよさん、せっかく屍鬼の住処から逃げ出したのに、これってヤバイんじゃ……。
素手の人間の戦闘力なんて、たかがしれてますからね。
大川なら別だろうけど(笑)
静信が、かつて自分を殺そうとしたのは自分に絶望していた為。
そして父親の信明が、屍鬼になる事を選んだのも同様の理由で。
この村で、善き住職を演じる事は、それ以外の道を選べなかったという事で
絶望に襲われたという事なのかな。
逃亡を続ける正雄が選んだ行動は、実家を頼る事。
家族というのは、最後まで頼りになる存在なのでそういう判断をしたのは、
分からなくもないですが。
家にいたのは、義姉の智寿子。
智寿子は優しく招き入れます、武器を構えた状態で……、正雄はここで終わりですね。
確か正雄は、智寿子の息子の博巳を虐めていましたもんね。
その事もあって信用してもらえなかったのでしょう。
普段の行いが、土壇場になって返ってきてしまいましたね。
佳枝が率いる屍鬼に襲われた村人は、仲間を襲うように暗示を掛けられてしまいます。
ここで暗示を掛けられ銃を渡された村人って、前回ラストで敏夫を狙い大川に
殺されてしまった人ですよね。
こうして敏夫を狙う事になったのか。
佳枝を撃つ正志郎。
人狼が通るのを待っていたって、夏野に襲われ人狼を襲うように暗示を掛けられていたんですね。
普段は、屍鬼側に打たれている手ですが、仕掛けるほうとしては、いい手です。
相手の油断を誘えますしね。
野犬に襲われたやすよさんですが、木に登り難を逃れていました!
あの状態から脱出したって、やすよさんも凄いですね。
何とか敏夫と合流し、山入が起き上がりの巣と成っている事を伝えます。
情報を聞いた敏夫は、飛び出して行ってしまいましたが、やすよさんは、律子の事を
伝えたかったんでしょうね。
そして何とか助けてもらえないかと。
山入に突入し、屍鬼を狩る村人達。
凄惨な光景ですね。
そこで大川は、信明が屍鬼と成っているのを発見します。
やっと死ねると感謝する信明、さすがの大川も辛そうな表情を見せましたね。
律子と徹も杭を打たれて死亡……前回で光に包まれていたのは、朝日の中で死んだのだと
思っていましたが、演出なだけだったのか。
ここに来て耐えられなくなる村人も出てきましたね。
そりゃこれだけ凄惨な行為をしてくれば、そうなっても無理はないですよ。
もっと早くこうなっていても、おかしくはないですからね。
兼正の屋敷に地下室がある事を思い出し、話す広沢。
トランクに隠した沙子を静信に後を託し、脱出しようとする辰巳。
辰巳が沙子に仕えるのは、滅びに向かって抵抗する沙子の姿が美しいから。
ただ、それだけ。
恐らく沙子に襲われ、人狼になっただろうに、恨みをはらすのではなく、ここまで慕って
支え続けてきたというのも凄いですね。
沙子にとって辰巳や正志郎、千鶴に江渕に佳枝といった人達は、本当に大切な
財産だったのでしょう。
やってる事は、人間にとって酷いですが、確かな絆があったんですね。
辰巳は、最後まで例の「やぁ」という明るい挨拶で来ましたか。
囮となって出て行った辰巳が村人を引き連れたのを見計らって脱出する静信。
その途中で、とうとう敏夫や大川に姿を見られてしまいました!
静信が逃げた先は、お寺……って、それ思いっきり家族に迷惑かけるやん!
隠れる静信ですが、お寺の中にこんな隠し部屋があったんですね。
乗り込んできた大川達は、寺の中を捜す内に、寺の人達と言い争いになり……。
寺の人達は、静信が帰って来ている事を知らないですが、この状況だと静信を
匿っていると大川達が判断しても仕方ないよなぁ。
だからといって、殺すというのは、短絡的すぎる行動だよ!
静信は悲しんでいましたが、自分がここに逃げ込んだ事が原因だという事を
ちゃんと分かっているんですかね。
静信が寺に逃げ込まなければ、教われることなく生き延びていただろうに。
山中に逃げる静信、しかしその腹には襲われた時に負った傷が……。
沙子が入ったトランクを途中に隠し、囮となって移動する静信。
重傷ですが、次回予告を見ていると、屍鬼か人狼として復活しそうな気が……。
今回出てこなかった恵ですが、恵に引導を渡すのは夏野になるのかな?
夏野には、辰巳との最終決戦がやはりあるようですね。
単純に戦えば辰巳の方が明らかに強いですが、夏野は相打ち狙いになるんでしょうね。
全てが終われば消えるつもりでしたし。
いよいよ次回で最終回!
最終話である「祭蒐話」の放送は、30日の25時10分から。
年内ギリギリまでやってくれるんだ。
どういう結末を迎えるか、楽しみです。
このまま人間が勝利しても、あれだけの村人が屍鬼となって亡くなっている以上は、
どちらにしてもこの村は終わりだと思いますが。
次回 第22話(最終回)「祭蒐話」
第1話 「第遺血話」 感想
第2話 「第腐堕話」 感想
第3話 「第惨話」 感想
第4話 「第死話」 感想
第5話 「第偽話」 感想
第6話 「第髏苦話」 感想
第7話 「第弑魑話」 感想
第8話 「第夜話」 感想
第9話 「第柩話」 感想
第10話 「第悼話」 感想
第11話 「第悼と悲屠話」 感想
第12話 「第悼と腐汰話」 感想
第13話 「第悼と惨話」 感想
第14話 「第悼と死話」 感想
第15話 「第悼と偽話」 感想
第16話 「第悼と髏苦話」 感想
第17話 「第悼と弑魑話」 感想
第18話 「第悼と夜話」 感想
第19話 「第悼と柩話」 感想
第20話 「第腐汰悼話」 感想

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まだ動いている屍鬼がいても平然と杭を打つって……あまりに多くの屍鬼を処理してきたので
感覚が麻痺してしまっているんでしょうね。
それでもこの状況で平然とお茶して食事出来るというのは……慣れって怖いですね。
野犬に襲われるやすよさん、せっかく屍鬼の住処から逃げ出したのに、これってヤバイんじゃ……。
素手の人間の戦闘力なんて、たかがしれてますからね。
大川なら別だろうけど(笑)
静信が、かつて自分を殺そうとしたのは自分に絶望していた為。
そして父親の信明が、屍鬼になる事を選んだのも同様の理由で。
この村で、善き住職を演じる事は、それ以外の道を選べなかったという事で
絶望に襲われたという事なのかな。
逃亡を続ける正雄が選んだ行動は、実家を頼る事。
家族というのは、最後まで頼りになる存在なのでそういう判断をしたのは、
分からなくもないですが。
家にいたのは、義姉の智寿子。
智寿子は優しく招き入れます、武器を構えた状態で……、正雄はここで終わりですね。
確か正雄は、智寿子の息子の博巳を虐めていましたもんね。
その事もあって信用してもらえなかったのでしょう。
普段の行いが、土壇場になって返ってきてしまいましたね。
佳枝が率いる屍鬼に襲われた村人は、仲間を襲うように暗示を掛けられてしまいます。
ここで暗示を掛けられ銃を渡された村人って、前回ラストで敏夫を狙い大川に
殺されてしまった人ですよね。
こうして敏夫を狙う事になったのか。
佳枝を撃つ正志郎。
人狼が通るのを待っていたって、夏野に襲われ人狼を襲うように暗示を掛けられていたんですね。
普段は、屍鬼側に打たれている手ですが、仕掛けるほうとしては、いい手です。
相手の油断を誘えますしね。
野犬に襲われたやすよさんですが、木に登り難を逃れていました!
あの状態から脱出したって、やすよさんも凄いですね。
何とか敏夫と合流し、山入が起き上がりの巣と成っている事を伝えます。
情報を聞いた敏夫は、飛び出して行ってしまいましたが、やすよさんは、律子の事を
伝えたかったんでしょうね。
そして何とか助けてもらえないかと。
山入に突入し、屍鬼を狩る村人達。
凄惨な光景ですね。
そこで大川は、信明が屍鬼と成っているのを発見します。
やっと死ねると感謝する信明、さすがの大川も辛そうな表情を見せましたね。
律子と徹も杭を打たれて死亡……前回で光に包まれていたのは、朝日の中で死んだのだと
思っていましたが、演出なだけだったのか。
ここに来て耐えられなくなる村人も出てきましたね。
そりゃこれだけ凄惨な行為をしてくれば、そうなっても無理はないですよ。
もっと早くこうなっていても、おかしくはないですからね。
兼正の屋敷に地下室がある事を思い出し、話す広沢。
トランクに隠した沙子を静信に後を託し、脱出しようとする辰巳。
辰巳が沙子に仕えるのは、滅びに向かって抵抗する沙子の姿が美しいから。
ただ、それだけ。
恐らく沙子に襲われ、人狼になっただろうに、恨みをはらすのではなく、ここまで慕って
支え続けてきたというのも凄いですね。
沙子にとって辰巳や正志郎、千鶴に江渕に佳枝といった人達は、本当に大切な
財産だったのでしょう。
やってる事は、人間にとって酷いですが、確かな絆があったんですね。
辰巳は、最後まで例の「やぁ」という明るい挨拶で来ましたか。
囮となって出て行った辰巳が村人を引き連れたのを見計らって脱出する静信。
その途中で、とうとう敏夫や大川に姿を見られてしまいました!
静信が逃げた先は、お寺……って、それ思いっきり家族に迷惑かけるやん!
隠れる静信ですが、お寺の中にこんな隠し部屋があったんですね。
乗り込んできた大川達は、寺の中を捜す内に、寺の人達と言い争いになり……。
寺の人達は、静信が帰って来ている事を知らないですが、この状況だと静信を
匿っていると大川達が判断しても仕方ないよなぁ。
だからといって、殺すというのは、短絡的すぎる行動だよ!
静信は悲しんでいましたが、自分がここに逃げ込んだ事が原因だという事を
ちゃんと分かっているんですかね。
静信が寺に逃げ込まなければ、教われることなく生き延びていただろうに。
山中に逃げる静信、しかしその腹には襲われた時に負った傷が……。
沙子が入ったトランクを途中に隠し、囮となって移動する静信。
重傷ですが、次回予告を見ていると、屍鬼か人狼として復活しそうな気が……。
今回出てこなかった恵ですが、恵に引導を渡すのは夏野になるのかな?
夏野には、辰巳との最終決戦がやはりあるようですね。
単純に戦えば辰巳の方が明らかに強いですが、夏野は相打ち狙いになるんでしょうね。
全てが終われば消えるつもりでしたし。
いよいよ次回で最終回!
最終話である「祭蒐話」の放送は、30日の25時10分から。
年内ギリギリまでやってくれるんだ。
どういう結末を迎えるか、楽しみです。
このまま人間が勝利しても、あれだけの村人が屍鬼となって亡くなっている以上は、
どちらにしてもこの村は終わりだと思いますが。
次回 第22話(最終回)「祭蒐話」
第1話 「第遺血話」 感想
第2話 「第腐堕話」 感想
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第4話 「第死話」 感想
第5話 「第偽話」 感想
第6話 「第髏苦話」 感想
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第8話 「第夜話」 感想
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第11話 「第悼と悲屠話」 感想
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第16話 「第悼と髏苦話」 感想
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第18話 「第悼と夜話」 感想
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