とある魔術の禁書目録 (22) 感想
22巻の表紙は一方通行と番外固体。
今回で、「神の右席」編が完結です。
21巻が発売されてから2ヶ月、待ちわびましたよ。
あんないいところで終わたれちゃあ、ねぇ?
これでも十二分に早い発刊ペースなんですけどね。
今月は連休の関係で12日が発売日なのですが、6日に既に売っているのが
電撃文庫らしいです(笑)
少女を守りたい、三人の少年の想いは届くのか……!!
ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、右方のフィアンマ。
彼の企てる『計画』が、ついに発動する。
第三次世界大戦下のロシア上空に浮遊した巨大要塞『ベツレヘムの星』。
十字教信者だけでなく、全世界の人間を「救う」と言われるそれは、
しかし人類史上でも未曾有の大災害が発生することを意味していた。
フィアンマが『浄化』と呼ぶその謀略が蠢く中、三人の少年は
自らの想いを胸に戦い続ける。
浜面仕上は、滝壺理后の治療を終え、クレムリン・レポートを
未然に防ごうと動いた直後、宿敵・麦野沈利と相まみえた。
一方通行は、大天使ミーシャをかろうじて退け、ついに打ち止めを救う
『とある解法』に行き当たる。
しかしそれはまさに禁断の一手だった。
そして上条当麻は、『ベツレヘムの星』計画を食い止めるため、
インデックスを解き放つため、単身フィアンマに挑む……!
今回で、「神の右席」編が完結です。
21巻が発売されてから2ヶ月、待ちわびましたよ。
あんないいところで終わたれちゃあ、ねぇ?
これでも十二分に早い発刊ペースなんですけどね。
今月は連休の関係で12日が発売日なのですが、6日に既に売っているのが
電撃文庫らしいです(笑)
少女を守りたい、三人の少年の想いは届くのか……!!
ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、右方のフィアンマ。
彼の企てる『計画』が、ついに発動する。
第三次世界大戦下のロシア上空に浮遊した巨大要塞『ベツレヘムの星』。
十字教信者だけでなく、全世界の人間を「救う」と言われるそれは、
しかし人類史上でも未曾有の大災害が発生することを意味していた。
フィアンマが『浄化』と呼ぶその謀略が蠢く中、三人の少年は
自らの想いを胸に戦い続ける。
浜面仕上は、滝壺理后の治療を終え、クレムリン・レポートを
未然に防ごうと動いた直後、宿敵・麦野沈利と相まみえた。
一方通行は、大天使ミーシャをかろうじて退け、ついに打ち止めを救う
『とある解法』に行き当たる。
しかしそれはまさに禁断の一手だった。
そして上条当麻は、『ベツレヘムの星』計画を食い止めるため、
インデックスを解き放つため、単身フィアンマに挑む……!
![]() | とある魔術の禁書目録 22 (電撃文庫 か 12-26) (2010/10) 鎌池 和馬 商品詳細を見る |
いやぁ、今回も熱かったですね。
「神の右席」編は完結しましたが、これでスッキリ完結というのではなく、
23巻はまだか!という終わり方でしたが。
大事な人を守る為に戦う3人の主人公、彼らは今回大きく成長します。
特に浜面の成長は素晴らしい!
最初に登場した時は、ここまでのキャラになるとは思いませんでしたよ。
浜面「これが『アイテム』だ。地獄へ落ちても忘れるな」
熱すぎるだろ、本当によくもここまで……。
滝壺を守るため、「素養格付」を手に入れるため非情な手段もとる浜面。
正真正銘のレベル0である浜面、今後も重要な位置付けになる浜面に目が離せません。
一方通行の変化。
精神的にも大きく成長した一方通行が天使に!?
一方通行「俺も、ずっと一緒にいたかった」
ラストオーダーとのやり取りが切ない。
何かを守る戦いというものを自覚した一方通行。
彼の変化も凄いものがありますね。
いかにラストオーダーが彼にとって重要な存在だったかが、よく分かります。
インデックスを取り戻すため、フィアンマとの戦いを繰り広げる当麻。
当麻が持つ「何らかの力」に関しても触れられていますね。
当麻「……ここでは黙ってろ。こいつは俺が片付ける」
どういった「力」なのかまだハッキリと分かりませんが、この「力」の事をアレイスターは
知っていて、目的の為に利用しようとしているんでしょうね。
しかしその「力」に頼らずにフィアンマと戦う当麻。
当麻「俺はテメェと違って、人間の強さってヤツを信じてる」
自分ひとりの力を磨き続けたフィアンマと皆で協力して挑み続けた当麻の違い。
その二人の違いが大きな差となり決定付けた決着。
やっぱり当麻のこの熱さはいいですね。
遂にインデックスに記憶喪失になっていた事を告白した当麻。
まさかその後にあんな展開が待っていようとは……。
二度目の「死」を迎えた上条当麻。
なら一度目の「死」は?
記憶を失った時?
そうでないならいつの事なのか。
まだまだ多くの謎を秘めている当麻、これからどうなっていくのか無茶苦茶気になるよ!
そしてとうとう表舞台に上がったアレイスター。
彼がフィアンマを打ち倒す場面は、当麻達に敗れクーデター失敗に終わったキャーリサの前に
フィアンマが登場した場面を彷彿させましたね。
アレイスターに敗れ右腕を失ったものの辛うじて生き延びたフィアンマの前に現れた
オッレルスとシルビア。
この二人も本編登場ですか。
当麻との戦いで、他の数多のキャラ同様、変化したフィアンマ。
ここからどう動く事になるのか。
アレイスター生存を確認したイギリス清教・ローラがどんな動きを見せるかも気になりますし、
「神の右席」編が完結して、逆に気になることが大きく増えましたね。
当麻を助けに向かったものの、後一歩のところで届かなかった美琴。
美琴の絶叫シーンは胸をつかれましたよ。
アックア戦の五和も同じような気持ちだったんでしょうね。
強い力で紐の部分が引き千切られたゲコ太のストラップを見つけた美琴。
二人で一緒に手に入れたそれを見つけた美琴はどんな気持ちだったか。
二人を繋いでいたものが千切れてしまったような、どうしようもないやり切れない
気持ちで一杯だったんでしょうね。
かといってこれで諦めるような美琴じゃないでしょう。
美琴がこれからどう動くかも気になりますね。
「素養格付」は美琴にとっても他人事じゃないですしね。
23巻の発売が待ち遠しいよ。
とりあえずはもう一度22巻を読み直してみるつもりです。
一回読んだだけじゃ気付かない事もあるだろうし。
とある魔術の禁書目録 (20) 感想
とある魔術の禁書目録 (21) 感想

にほんブログ村←よろしければ、ポチっとお願い致します。
「神の右席」編は完結しましたが、これでスッキリ完結というのではなく、
23巻はまだか!という終わり方でしたが。
大事な人を守る為に戦う3人の主人公、彼らは今回大きく成長します。
特に浜面の成長は素晴らしい!
最初に登場した時は、ここまでのキャラになるとは思いませんでしたよ。
浜面「これが『アイテム』だ。地獄へ落ちても忘れるな」
熱すぎるだろ、本当によくもここまで……。
滝壺を守るため、「素養格付」を手に入れるため非情な手段もとる浜面。
正真正銘のレベル0である浜面、今後も重要な位置付けになる浜面に目が離せません。
一方通行の変化。
精神的にも大きく成長した一方通行が天使に!?
一方通行「俺も、ずっと一緒にいたかった」
ラストオーダーとのやり取りが切ない。
何かを守る戦いというものを自覚した一方通行。
彼の変化も凄いものがありますね。
いかにラストオーダーが彼にとって重要な存在だったかが、よく分かります。
インデックスを取り戻すため、フィアンマとの戦いを繰り広げる当麻。
当麻が持つ「何らかの力」に関しても触れられていますね。
当麻「……ここでは黙ってろ。こいつは俺が片付ける」
どういった「力」なのかまだハッキリと分かりませんが、この「力」の事をアレイスターは
知っていて、目的の為に利用しようとしているんでしょうね。
しかしその「力」に頼らずにフィアンマと戦う当麻。
当麻「俺はテメェと違って、人間の強さってヤツを信じてる」
自分ひとりの力を磨き続けたフィアンマと皆で協力して挑み続けた当麻の違い。
その二人の違いが大きな差となり決定付けた決着。
やっぱり当麻のこの熱さはいいですね。
遂にインデックスに記憶喪失になっていた事を告白した当麻。
まさかその後にあんな展開が待っていようとは……。
二度目の「死」を迎えた上条当麻。
なら一度目の「死」は?
記憶を失った時?
そうでないならいつの事なのか。
まだまだ多くの謎を秘めている当麻、これからどうなっていくのか無茶苦茶気になるよ!
そしてとうとう表舞台に上がったアレイスター。
彼がフィアンマを打ち倒す場面は、当麻達に敗れクーデター失敗に終わったキャーリサの前に
フィアンマが登場した場面を彷彿させましたね。
アレイスターに敗れ右腕を失ったものの辛うじて生き延びたフィアンマの前に現れた
オッレルスとシルビア。
この二人も本編登場ですか。
当麻との戦いで、他の数多のキャラ同様、変化したフィアンマ。
ここからどう動く事になるのか。
アレイスター生存を確認したイギリス清教・ローラがどんな動きを見せるかも気になりますし、
「神の右席」編が完結して、逆に気になることが大きく増えましたね。
当麻を助けに向かったものの、後一歩のところで届かなかった美琴。
美琴の絶叫シーンは胸をつかれましたよ。
アックア戦の五和も同じような気持ちだったんでしょうね。
強い力で紐の部分が引き千切られたゲコ太のストラップを見つけた美琴。
二人で一緒に手に入れたそれを見つけた美琴はどんな気持ちだったか。
二人を繋いでいたものが千切れてしまったような、どうしようもないやり切れない
気持ちで一杯だったんでしょうね。
かといってこれで諦めるような美琴じゃないでしょう。
美琴がこれからどう動くかも気になりますね。
「素養格付」は美琴にとっても他人事じゃないですしね。
23巻の発売が待ち遠しいよ。
とりあえずはもう一度22巻を読み直してみるつもりです。
一回読んだだけじゃ気付かない事もあるだろうし。
とある魔術の禁書目録 (20) 感想
とある魔術の禁書目録 (21) 感想

にほんブログ村←よろしければ、ポチっとお願い致します。
- 関連記事
-
- ダンタリアンの書架 (6)他 感想 (2010/12/05)
- とある魔術の禁書目録 (22) 感想 (2010/10/07)
- “文学少女”見習いの、卒業 感想 (2010/09/06)
スポンサーサイト