ひえんきゃく

最終回の今回ですが、卒業する唯たちでなく、あずにゃん視点でのお話でした。

いよいよ迎えた卒業式。

部室に呼び出しを受けていたあずにゃん。

そこで待っていたのはいつもと変わらぬお茶会。

ここで今まで我慢していたあずにゃんの本音が！

梓「一緒にバンド組んだらすごく楽しかったし……」
梓「唯先輩の明るさに何度も助けられたし……」
梓「もう歌詞忘れても抱きついて来ても怒らないから……」
梓「卒業しないでよぅ」

泣きながらも本音を語るあずにゃん。

今までずっと一緒にやってきたわけですからね。

他の生徒たちが入部するのを躊躇うほど結束が強く仲が良かった軽音部。

アニメでは学園祭のライブでも泣かなかったあずにゃんが、この卒業式で

とうとう涙を！

溢れる想いがとても伝わってきましたよ。

そんなあずにゃんに卒業する唯達が残したのは、あずにゃんの為に作った曲でのライブ！

唯達の高校生活最後のライブが、残るあずにゃんの為のライブになるとは！

これは良かった！

いい流れ、いい演出でした。

泣いているあずにゃんを次期部長として頑張れと励ます律。

何だかんだで律は決める時は決めてくれますね。

さすが（元）部長！

梓「今の軽音部より全然凄い部にしてやるです！」

そしてそれに応えるあずにゃん。

軽音部に新入部員が２名入るのですが、それが誰なのかは言うまでも無い事ですね（笑）

ここでビックリしたのは唯が一人暮らしを始めるということですね。

唯が一人暮らしなんて出来るのか心配ですが、それ以上に憂が心配だったり。

唯がいない生活に耐えられるのか。

最後は舞い散る桜の中、これから始まる大学生活を楽しみにする唯、紬、澪、律の４人。

オーソドックスかもしれませんが、いい最終回でした。

卒業する唯達が一人残るあずにゃんに対し、何かを残していくのかどうかが

気になっていたので、想いの詰まった曲を残していったのは良かったですね。

何気ない日常を描いていったのが『けいおん！』でしたが、軽音部としての

音楽面を最後でしっかり残してくれたのもね。

今月末には単行本最終巻の４巻を発売されますが、どうせなら５巻まで

やってほしかったですね。

あずにゃんの表紙の単行本が無いというのはね……。

あずにゃんも放課後ティータイムには欠かすことの出来ない存在なのに。

そこだけが不満かな。

だからこそ次号で梓のかけかえカバーがおまけに付くんでしょうけどね。

かきふらい先生、お疲れ様でした。

アニメの方は、どんな最終回になるのか、それも楽しみです。


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