“文学少女”見習いの、卒業 感想
もうひとつの”文学少女”の物語の、終わりとはじまり。
「わかったでしょう? 邪魔よ」 親友の瞳から、そう告げられた菜乃。
しかも心葉は、そんな瞳とつきあうという!
仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去――人を死なせたと噂された三年前、
彼女の側にいた人物が姿を現す。
瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない!
心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は一冊の本を差し出し……。
瞳が抱く秘密とは?
そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は――。
もうひとつの”文学少女”の物語、堂々完結!
「わかったでしょう? 邪魔よ」 親友の瞳から、そう告げられた菜乃。
しかも心葉は、そんな瞳とつきあうという!
仰天する菜乃の前に、さらに、瞳の過去――人を死なせたと噂された三年前、
彼女の側にいた人物が姿を現す。
瞳に何か起こっているなら、引くわけにはいかない!
心を決め、動きはじめた菜乃に、心葉は一冊の本を差し出し……。
瞳が抱く秘密とは?
そして、迫る心葉との別れと、菜乃の初恋の行方は――。
もうひとつの”文学少女”の物語、堂々完結!
![]() | “文学少女”見習いの、卒業。 (ファミ通文庫) (2010/08/30) 野村 美月 商品詳細を見る |
“文学少女”見習いシリーズの最終巻。
大分前に読み終わってはいたのですが、タイミングが悪く感想を書き損ねていました。
まさか3本構成だとは思ってもいませんでした。
●「"文学少女"見習いの、寂寞。」
今巻のメインとなるお話で前巻からの続き、菜乃と親友である瞳がメインのお話。
モチーフは、夏目漱石の『こころ』。
有名すぎるお話ですが、最後に読んだのは大分前なので細かいところは覚えてなかったり^^;
文学少女シリーズらしい作品に仕上がっていて面白かったです。
菜乃への感情移入もしやすかったですね。
真っ直ぐな菜乃の気持ちがよく伝わってきました。
そして言葉にして想いを伝える事の大切さも。
冒頭の琴吹さんの行動にはビックリしましたよ。
菜乃の影響もあるんだろうけど、さすがの心葉も愕然としていましたね。
その気持ちは分かりますが(笑)
●「ある日のななせ」
サブタイ通り、琴吹さんの日常の一ページを描いたお話。
ページ数が凄く少ないです。
もっと琴吹さんに出番を!
報われなさすぎですよ。
●「"文学少女"見習いの、卒業。」
心葉の卒業を描いたお話。
モチーフは、アントン・チェーホフの『桜の園』。
これは読んだ事が無いなぁ。
最初から分かっていた事だけど、最後のシーンはどうしてもたまらない気持ちに
なってしまいますね。
卒業シーン自体は凄く良かったんですけどね。
サブタイの「卒業」は、もちろん菜乃の初恋の終わりを意味しています。
菜乃も大きく成長しましたが、心葉自身も過去に踏ん切りが付けれた気がします。
心葉自身も学校を卒業というだけでなく、縛られていた過去から完全に卒業出来た
お話になっていると感じました。
菜乃が将来、どんな「イイ女」に成長するか楽しみです。
次は挿話集(4)ですが、琴吹さんへのフォローをお願いしますよ。
このままじゃあまりにも不憫です。
心葉と遠子先輩の話がメインとのことですが、そこを何とか!
“文学少女”見習いの、初戀 感想
“文学少女”と恋する挿話集 (2) 感想
“文学少女”見習いの、傷心 感想
“文学少女”と恋する挿話集(3) 感想

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大分前に読み終わってはいたのですが、タイミングが悪く感想を書き損ねていました。
まさか3本構成だとは思ってもいませんでした。
●「"文学少女"見習いの、寂寞。」
今巻のメインとなるお話で前巻からの続き、菜乃と親友である瞳がメインのお話。
モチーフは、夏目漱石の『こころ』。
有名すぎるお話ですが、最後に読んだのは大分前なので細かいところは覚えてなかったり^^;
文学少女シリーズらしい作品に仕上がっていて面白かったです。
菜乃への感情移入もしやすかったですね。
真っ直ぐな菜乃の気持ちがよく伝わってきました。
そして言葉にして想いを伝える事の大切さも。
冒頭の琴吹さんの行動にはビックリしましたよ。
菜乃の影響もあるんだろうけど、さすがの心葉も愕然としていましたね。
その気持ちは分かりますが(笑)
●「ある日のななせ」
サブタイ通り、琴吹さんの日常の一ページを描いたお話。
ページ数が凄く少ないです。
もっと琴吹さんに出番を!
報われなさすぎですよ。
●「"文学少女"見習いの、卒業。」
心葉の卒業を描いたお話。
モチーフは、アントン・チェーホフの『桜の園』。
これは読んだ事が無いなぁ。
最初から分かっていた事だけど、最後のシーンはどうしてもたまらない気持ちに
なってしまいますね。
卒業シーン自体は凄く良かったんですけどね。
サブタイの「卒業」は、もちろん菜乃の初恋の終わりを意味しています。
菜乃も大きく成長しましたが、心葉自身も過去に踏ん切りが付けれた気がします。
心葉自身も学校を卒業というだけでなく、縛られていた過去から完全に卒業出来た
お話になっていると感じました。
菜乃が将来、どんな「イイ女」に成長するか楽しみです。
次は挿話集(4)ですが、琴吹さんへのフォローをお願いしますよ。
このままじゃあまりにも不憫です。
心葉と遠子先輩の話がメインとのことですが、そこを何とか!
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