鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第63話 「扉の向こう側」 感想
エド「ちょっと行ってくるわ」
エド「鋼の錬金術師、最後の練成にな」
アメストリスの命運をかけた最後の戦い!
『ハガレン』最終話が掲載されたガンガン7月号が完売したり、8月号にもう一度
最終話が掲載されたりと改めて『ハガレン』の人気の高さを思い知りましたよ。
普段ガンガンを買っていなくても、今回だけは買ったという人も多いでしょうしね。
それはいいけど、転売房が購入したお陰で本当に買いたかった人が買えなかったのは
残念ですね。
『ハガレン』は再掲載されても他の漫画は再掲載されない訳ですから。
まあ、『ハガレン』連載終了後のガンガンは大丈夫なの?という問題がありますが。
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 公式ホームページ
エド「鋼の錬金術師、最後の練成にな」
アメストリスの命運をかけた最後の戦い!
『ハガレン』最終話が掲載されたガンガン7月号が完売したり、8月号にもう一度
最終話が掲載されたりと改めて『ハガレン』の人気の高さを思い知りましたよ。
普段ガンガンを買っていなくても、今回だけは買ったという人も多いでしょうしね。
それはいいけど、転売房が購入したお陰で本当に買いたかった人が買えなかったのは
残念ですね。
『ハガレン』は再掲載されても他の漫画は再掲載されない訳ですから。
まあ、『ハガレン』連載終了後のガンガンは大丈夫なの?という問題がありますが。
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 公式ホームページ
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"お父様"をフルボッコするエド。
エドが強いのか"お父様"が弱くなりすぎたのか。
賢者の石を奪う為にグリードに襲い掛かった"お父様"。
"お父様"はすっかり小物くさいラスボスになっちゃいましたね。
ブラッドレイとは大違いだ。
あっちは最後までボスとして相応しい威厳と強さを兼ね備えていたのに。
"お父様"に引き寄せられるグリードを引き止めようと踏ん張るリン。
グリード「一緒に闘おうぜ、相棒」
グリード「ここでサヨナラだ」
グリード「さっきのは俺様の最初で最後のウソだ」
グリード「遅めの変更期だよ、親父殿!」
グリード「……あばよ」
グリード「十分だ」
グリード「ああ、もう十分だ。なんも要らねぇや」
グリード「じゃあな、魂の……友よ」
グリードの最初で最後の嘘は優しい嘘でした。
リンを巻き込まないように分離し、ランファンを呼んで"お父様"の腕を切断。
"お父様"を乗っ取り炭化能力でボロ炭への変化を試みるも散っていってしまいました。
グリード、最後まで良い奴だったなぁ。
グリードの炭化能力で脆くなった"お父様"の肉体を貫いたエドの拳!
止めを刺したのはエドでしたが、グリードとの見事なコンビネーションと言えますね。
腹に開いた穴から伸びてきた触手。
エド「生まれた場所に帰れ!フラスコの中の小人、ホムンクルス!」
ホムンクルスが連れて行かれたのは真理の前。
真理「思いあがらぬよう正しい絶望を与えるのが真理」
真理「だからお前にも絶望を与えよう」
真理「思いあがったものに絶望を」
真理「お前が望んだ結末だ」
かつてホムンクルス自信が語った通り、真理は絶望を与えました。
禁忌を犯した術師の願いに関連する絶望を与える真理、全てを知ろうとしたホムンクルスは
逆に永遠の牢獄に閉じ込められたという訳ですね。
ホムンクルス「戻りたくない……嫌だ」
ホムンクルス「やめろ、そこに縛られ続けるのは嫌だ」
ホムンクルスは真理の扉の向こう側からやってきたもの、真理の一部だったとも言えるのか。
"お父様"を倒したエドですが、最後に大切な戦いがまだ控えています。
そう、アルを取り戻すという大切な戦いが。
リンが差し出した賢者の石を拒否するエド、大切な存在であるアルを取り戻すためでも
約束は絶対に守るんですね。
ホーエンハイム「エドワード、俺の命を使ってアルフォンスを取り戻せ」
ホーエンハイム「ちょうど一人分残ってる」
ホーエンハイム「父親だからだよ」
ホーエンハイム「必要とか理屈じゃない、お前達が大事なんだ」
ホーエンハイム「幸せになって欲しいんだ」
ホーエンハイム「すまなかった」
ホーエンハイム「俺はもう十分生きた」
ホーエンハイム「最後くらい父親らしい事をさせてくれ」
残された一人分の命、つまりホーエンハイムの命を使えって、それは酷でしょう。
父親として息子達を何としても助けたいという思いからでしょうけど、
それを実行しなければならない子供の気持ちは考えたの!
エド「バカ言ってんじゃねえよ、クソ親父!」
エド「二度とそんな事言うな!ハッ倒すぞ!」
ようやく、ようやくホーエンハイムの事を親父と呼びましたね。
目に涙を貯める二人、いいなぁ、いいシーンですよね。
エドの右手と左手では大きさや爪の長さが違ってますね。
アルのお陰で取り戻したエドの右手ですが、失った時のままなのかな?
エド「ちょっと行ってくるわ」
エド「鋼の錬金術師、最後の練成にな」
アルを取り戻しに真理の元へやって来たエド。
エド「代価ならここにあるだろ、でけえのがよ」
何を代価にするつもりなのか気になっていましたが、エドが選んだのは自分の真理の扉。
なる程、そうきましたか!
真理も唖然としてますよ!
エド「成り下がるも何も、最初っからただの人間だよ」
エド「キメラにされた女の子一人助けられないちっぽけな人間だ」
エド「錬金術が無くてもみんながいるって」
真理の扉を失えば錬金術を二度と使えなくなる。
力を持つものなら、その力が大きければ大きいほど、それを選ぼうとしないでしょう。
しかしエドはそれを選んだ。
錬金術が使えなくても立派な人間はたくさん居る。
旅してきた中で、そんな人たちを見てきたからこそ、錬金術を捨てる決意が出来たんでしょうね。
真理「正解だ!錬金術師!」
真理「お前は俺に勝った」
真理「持っていけ、全てを!」
こういうのに正解があるかどうかは別として、エドはアルを取り戻せた!
それが全てですね。
アルの帰還に喜ぶ一同。
アルはこれからリハビリが大変ですね。
エドはブラッドレイ夫人にプライドの本体を渡していましたが、ブラッドレイ夫人も
真実を知る事になっちゃったのか。
ショックは大きいだろうけど、夫人なら立ち直ってこれからを生きていけますよね。
プライドはセリムとしてブラッドレイ夫人が育てる事になるのかな?
今回の事件の首謀者は軍上層部としてクレミン准将とエジソン准将が逮捕されたと
国民に発表されたことで、とりあえずは一件落着。
ブラッドレイとセリムが亡くなったと発表された時の大人達の反応から、
国民に慕われていた事がよく分かりますね。
ホムンクルス「贅沢は言わないが、このフラスコから出られる身になれば幸せかな」
それ以上の、分相応のものを望んでしまい、滅びを迎えてしまったホムンクルス。
何事も望みすぎるのはよく無いということですね。
トリシャの墓前にやって来たホーエンハイム。
ホーエンハイム「ただいま、トリシャ」
ホーエンハイム「人より長く生き過ぎるなんてしんどい事ばかりだと思ってた」
ホーエンハイム「だけど君や息子達に会えて生きてて良かったと心から思えるようになったよ」
ホーエンハイム「充実した人生だった」
ホーエンハイム「そうさ……十分だ」
ホーエンハイム「ありがとう、トリシャ」
ホーエンハイム「ああ……でも……やっぱり死にたくないって思っちゃうな」
ホーエンハイム「本当俺ってしょうがねえなぁ」
ミシミシと音を立てて限界を迎えるホーエンハイムの身体。
もう限界ギリギリだったんだ。
アルの為に自分の命を差し出そうとしたのも、二人の行く末を見守れない、自分の限界を
悟っていたというのも理由の一つかもしれないですね。
ピナコ「ホーエンハイム!」
ピナコ「何だい、帰ってたのかい」
ピナコ「バカたれが」
ピナコ「何て幸せそうな顔して死んでんだい」
ホムンクルスとの決着、息子達との再会と和解。
ホーエンハイムは満足して逝けたんでしょうね。
本当は息子達がこれからどう成長していくのかも見たかったんでしょうけど。
逝った先でトリシャに息子達の事に付いて色々と報告してるんだろうなぁ。
ここでEDの代わりに流れたのは本来OP曲である「レイン」
それもホーエンハイム中心の映像の特別版。
まるでホーエンハイムが主人公の作品の最終回ですね!
裏主人公といっていい存在でしたが。
今回のアイキャッチはエド、ホーエンハイム、トリシャとエルリック一家だったのに
アルが居ませんでしたね。
最終回はマスタングの今後や今回出てこなかったスカーのエピソードを含めた後日談ですか。
もう終わりかと思うと寂しいですね。
次回 第64話(最終回)「旅路の涯」

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エドが強いのか"お父様"が弱くなりすぎたのか。
賢者の石を奪う為にグリードに襲い掛かった"お父様"。
"お父様"はすっかり小物くさいラスボスになっちゃいましたね。
ブラッドレイとは大違いだ。
あっちは最後までボスとして相応しい威厳と強さを兼ね備えていたのに。
"お父様"に引き寄せられるグリードを引き止めようと踏ん張るリン。
グリード「一緒に闘おうぜ、相棒」
グリード「ここでサヨナラだ」
グリード「さっきのは俺様の最初で最後のウソだ」
グリード「遅めの変更期だよ、親父殿!」
グリード「……あばよ」
グリード「十分だ」
グリード「ああ、もう十分だ。なんも要らねぇや」
グリード「じゃあな、魂の……友よ」
グリードの最初で最後の嘘は優しい嘘でした。
リンを巻き込まないように分離し、ランファンを呼んで"お父様"の腕を切断。
"お父様"を乗っ取り炭化能力でボロ炭への変化を試みるも散っていってしまいました。
グリード、最後まで良い奴だったなぁ。
グリードの炭化能力で脆くなった"お父様"の肉体を貫いたエドの拳!
止めを刺したのはエドでしたが、グリードとの見事なコンビネーションと言えますね。
腹に開いた穴から伸びてきた触手。
エド「生まれた場所に帰れ!フラスコの中の小人、ホムンクルス!」
ホムンクルスが連れて行かれたのは真理の前。
真理「思いあがらぬよう正しい絶望を与えるのが真理」
真理「だからお前にも絶望を与えよう」
真理「思いあがったものに絶望を」
真理「お前が望んだ結末だ」
かつてホムンクルス自信が語った通り、真理は絶望を与えました。
禁忌を犯した術師の願いに関連する絶望を与える真理、全てを知ろうとしたホムンクルスは
逆に永遠の牢獄に閉じ込められたという訳ですね。
ホムンクルス「戻りたくない……嫌だ」
ホムンクルス「やめろ、そこに縛られ続けるのは嫌だ」
ホムンクルスは真理の扉の向こう側からやってきたもの、真理の一部だったとも言えるのか。
"お父様"を倒したエドですが、最後に大切な戦いがまだ控えています。
そう、アルを取り戻すという大切な戦いが。
リンが差し出した賢者の石を拒否するエド、大切な存在であるアルを取り戻すためでも
約束は絶対に守るんですね。
ホーエンハイム「エドワード、俺の命を使ってアルフォンスを取り戻せ」
ホーエンハイム「ちょうど一人分残ってる」
ホーエンハイム「父親だからだよ」
ホーエンハイム「必要とか理屈じゃない、お前達が大事なんだ」
ホーエンハイム「幸せになって欲しいんだ」
ホーエンハイム「すまなかった」
ホーエンハイム「俺はもう十分生きた」
ホーエンハイム「最後くらい父親らしい事をさせてくれ」
残された一人分の命、つまりホーエンハイムの命を使えって、それは酷でしょう。
父親として息子達を何としても助けたいという思いからでしょうけど、
それを実行しなければならない子供の気持ちは考えたの!
エド「バカ言ってんじゃねえよ、クソ親父!」
エド「二度とそんな事言うな!ハッ倒すぞ!」
ようやく、ようやくホーエンハイムの事を親父と呼びましたね。
目に涙を貯める二人、いいなぁ、いいシーンですよね。
エドの右手と左手では大きさや爪の長さが違ってますね。
アルのお陰で取り戻したエドの右手ですが、失った時のままなのかな?
エド「ちょっと行ってくるわ」
エド「鋼の錬金術師、最後の練成にな」
アルを取り戻しに真理の元へやって来たエド。
エド「代価ならここにあるだろ、でけえのがよ」
何を代価にするつもりなのか気になっていましたが、エドが選んだのは自分の真理の扉。
なる程、そうきましたか!
真理も唖然としてますよ!
エド「成り下がるも何も、最初っからただの人間だよ」
エド「キメラにされた女の子一人助けられないちっぽけな人間だ」
エド「錬金術が無くてもみんながいるって」
真理の扉を失えば錬金術を二度と使えなくなる。
力を持つものなら、その力が大きければ大きいほど、それを選ぼうとしないでしょう。
しかしエドはそれを選んだ。
錬金術が使えなくても立派な人間はたくさん居る。
旅してきた中で、そんな人たちを見てきたからこそ、錬金術を捨てる決意が出来たんでしょうね。
真理「正解だ!錬金術師!」
真理「お前は俺に勝った」
真理「持っていけ、全てを!」
こういうのに正解があるかどうかは別として、エドはアルを取り戻せた!
それが全てですね。
アルの帰還に喜ぶ一同。
アルはこれからリハビリが大変ですね。
エドはブラッドレイ夫人にプライドの本体を渡していましたが、ブラッドレイ夫人も
真実を知る事になっちゃったのか。
ショックは大きいだろうけど、夫人なら立ち直ってこれからを生きていけますよね。
プライドはセリムとしてブラッドレイ夫人が育てる事になるのかな?
今回の事件の首謀者は軍上層部としてクレミン准将とエジソン准将が逮捕されたと
国民に発表されたことで、とりあえずは一件落着。
ブラッドレイとセリムが亡くなったと発表された時の大人達の反応から、
国民に慕われていた事がよく分かりますね。
ホムンクルス「贅沢は言わないが、このフラスコから出られる身になれば幸せかな」
それ以上の、分相応のものを望んでしまい、滅びを迎えてしまったホムンクルス。
何事も望みすぎるのはよく無いということですね。
トリシャの墓前にやって来たホーエンハイム。
ホーエンハイム「ただいま、トリシャ」
ホーエンハイム「人より長く生き過ぎるなんてしんどい事ばかりだと思ってた」
ホーエンハイム「だけど君や息子達に会えて生きてて良かったと心から思えるようになったよ」
ホーエンハイム「充実した人生だった」
ホーエンハイム「そうさ……十分だ」
ホーエンハイム「ありがとう、トリシャ」
ホーエンハイム「ああ……でも……やっぱり死にたくないって思っちゃうな」
ホーエンハイム「本当俺ってしょうがねえなぁ」
ミシミシと音を立てて限界を迎えるホーエンハイムの身体。
もう限界ギリギリだったんだ。
アルの為に自分の命を差し出そうとしたのも、二人の行く末を見守れない、自分の限界を
悟っていたというのも理由の一つかもしれないですね。
ピナコ「ホーエンハイム!」
ピナコ「何だい、帰ってたのかい」
ピナコ「バカたれが」
ピナコ「何て幸せそうな顔して死んでんだい」
ホムンクルスとの決着、息子達との再会と和解。
ホーエンハイムは満足して逝けたんでしょうね。
本当は息子達がこれからどう成長していくのかも見たかったんでしょうけど。
逝った先でトリシャに息子達の事に付いて色々と報告してるんだろうなぁ。
ここでEDの代わりに流れたのは本来OP曲である「レイン」
それもホーエンハイム中心の映像の特別版。
まるでホーエンハイムが主人公の作品の最終回ですね!
裏主人公といっていい存在でしたが。
今回のアイキャッチはエド、ホーエンハイム、トリシャとエルリック一家だったのに
アルが居ませんでしたね。
最終回はマスタングの今後や今回出てこなかったスカーのエピソードを含めた後日談ですか。
もう終わりかと思うと寂しいですね。
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