キムタクへ、たくさんの感動をありがとう

巨人の木村拓也内野守備走塁コーチが7日午前3時22分、

くも膜下出血のため死去されました。

数ヶ月前まで現役でプレーしてたのに……。

数ヶ月前には日本シリーズにも出ていたのに……。

逝くのが早すぎますよ。

まだ37歳の若さだったのに……やりきれないですね。

本当に早すぎる別れになってしまいました。

プロの選手として、恵まれているとは言えない体。

それでもどんな逆境にも負けることはなく、その姿には、

何度感動の涙を貰ったか数え切れません。

レギュラーとして活躍した時期もありましたが、2004年に

レギュラーの座を奪われ、ユーテリティとなった時期から

彼の持ち味が高く評価され始めた気がします。

2009年に捕手を務めた時は話題となりましたね。

捕手から外野手へ、そして内野手へ。スイッチヒッターへ。

自らをどんどん変えていくことで自分の場所を獲得していった。

全ポジション守備や日テレ系の番組で見せた明るく博学な一面、

そして彼はメダリストでもあるんですよね。

アテネ五輪では、銅メダル獲得に貢献。

これらの事から指導者としても有望株だったのに……。

努力と常に全力な姿で我々に夢と希望を与えてくれた選手。

一つ一つのシーンが我々ファンの中には深く焼きついています。

引退セレモニーでの家族に向って「パパ頑張ったよ」と感謝の言葉も

心に残っています。

これまで沢山の感動をありがとうございました。

今はただ、その姿を思い浮かべてご冥福をお祈りします。

最後にカープ時代とジャイアンツ時代の応援歌を。

足の速さは　誰にも負けない　風を切り走れ　木村拓也
狙い澄ました一撃が　勝負を決める　Ｖへの道　拓け木村拓也